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【日本全国エロ方言・西日本編】「ほーけにする」でバカにする
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.08 20:00 最終更新日:2018.05.08 20:00
この春、夢と希望に満ち溢れる、多くの地方女子が東京にやってきた。うら若き彼女たちが、やや赤面しながら、ちょっといやらしく聞こえる方言を聞かせてくれた!
●奈良・香織(20)「あんたもえろうひろがってしまったな」
「えろう」=「すごく、えらく」などの意味合いで使う。「ひろがる」は散らかる。
「奈良はいいところだけど、若者が少なくて。だから彼氏と別れたら出会いも少ないし、何年もフリーの女子は『学業に専念したい』という理由をつけて県外の学校に彼氏探しに行くのが恒例なんです(笑)。子育てするなら奈良がいいのでいつかは帰りたいな」
●京都・すず(22)「そこはあかんて言うてるやろ」
「あかん」=だめという意味。
「外国人観光客のガイドとして先月までバイトしていました。生まれてから一度も地元を出たことがなかったので、東京オリンピックに向けて京都のPRがしたくて上京。まずは東京の地名を覚えることから始めています」
●兵庫・佳奈(22)「でっきゃいもんで悪いけんど、食べてよ」
「でっきゃい」=間に合わせの食事のこと。「あり合わせの食事で悪いけど食べて」という意味。
「就職が決まり、すぐ近くに住むおばあちゃんの家に報告に行ったんです。『東京で何か辛いことがあったら、淡路島の海を思い出すんだよ』と言われて、泣きながら撮りました」
●香川・梨華(23)「ほーけにする」
バカにするという意味。
「東京のスーパーで野菜を買うと美味しくなくて……。実家で育てているブロッコリーがいかに美味しかったかわかり、送ってもらいました」
●広島・陽菜(20)「うちより先にイったらいけんよ?」
一人称で「うち」を使う広島の女性は多いそう。「いけん」=だめという意味。
「我が家は代々、熱狂的なカープファン。いつもは地元の球場で観てたけど、今年からは東京で応援できるので嬉しくて。アルバイトは絶対ビールの売り子をやると決めてます。試合を観ながらバイトができるなんて夢みたい!」
●福岡・茉莉奈(20)「ふてえがってえな」「おおまん」
博多弁で驚いたときに使う言葉。「博多にわか」という郷土芸能では「ふてえがってえ」が始まりの合図。「おおまん」=適当だったり気ままでわがままなこと。
「大好きなラーメン屋さんに行けなくなるのが寂しい。でも、2浪した甲斐があって、志望していた大学に入れるので、思う存分やりたいことをやります!」
●熊本・恵(20)「なして今日、そんなしこっとーと?」
「しこる」というのは「威張る、かっこつける」人を指す。
「地元を離れるので、祖母から郷土料理の作り方を教わりました。だご汁は上手に作れるけど、いちばん難しかったのが辛子レンコン。引っ越しの前日に父と米焼酎を飲みながら作ったんですが、失敗しちゃって。でも父は美味しいと食べてくれて、涙ぐんでいました」
(週刊FLASH 2018年4月10日号)