「地方でスカウトされたコは、長期の休みがないと、なかなか東京で面接を受けられないんです」
人気AV女優が在籍する事務所で働く木村氏によると、春休みに突入する2月ごろから、女子大生の面接が急激に増えるという。
そこで、AV女優志望の女子大生に志望理由を聞いた。
●くるみ(東京都出身)
「都内のカフェでバイトしています。おっぱいが大きいせいか、ニットを着ると男性の視線が気になり、猫背で接客する毎日でした。
そんなある日、バイト帰りにたまたま街中でスカウトの人に声をかけられて。恥ずかしくて耳まで真っ赤にしていると『いいおっぱいしてるんだから自信持って!』と言われたんです。
そんなこともあって、後日同じスカウトさんに『私、AV女優になれますか?』って自分から質問しに行ったんです。
じつはもともと明日花キララさんのファンで、私もあんなアイドルになってみたいとずっと思っていて。就活前に好きなことをしてみたいと一大決心して、応募を決めました」
●りさ(千葉県出身)
「私、お金が大好きなんです。何がいちばん儲かるか考え、AV関係の経営者を目指すと決めました。大学の友人が必死に就職活動しているのを見て、OLになっても退屈そうだなと思っちゃって。
どうせ働くなら何かおもしろいことをしてみたくて、下積みがてらアパレル、カフェ、マッサージ店などいろんなバイトをしました。
あるとき、友人の紹介で社長さんの話を聞いたんです。それをきっかけに、自分も30歳までに独立したいと強く思うようになって。
もともとAV業界に興味があったので、この世界で上を狙うことにしました。そこで、業界をよく知るため、まずは女優になって自分で経験することにしたんです」
(FLASH DIAMOND 2018年4月15日増刊号)