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絶対避けたい「腹上死」ここに気をつけろ「7カ条」
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.19 20:00 最終更新日:2018.06.19 20:00
「セックス中に死ねたら本望だよね〜」などと、嘯いているオジサンたち。まだ自分には関係ないと高をくくっているかもしれないが、働き盛りの40代の突然死が意外に多いという。
腹上死を防ぐためには、どういった点に気をつけるべきなのか?
「死亡者の約3割はお酒を飲んでいましたが、お酒を飲んで行為に及べばリスクは格段に上がります。年を取って酒を飲んだ状態で、自分より若い女性を誘惑するのは危険です」(元東京都監察医務院長・上野正彦氏)
射精する瞬間にも気をつけたほうがいいというのは、医療法人祐光会理事長の林雅之医師だ。
「激しいピストン運動を続けて、射精する瞬間に力んで、無酸素状態でウッと息を止めるじゃないですか。あれはダメなんです。最後までゆっくりと、息を吸ったり吐いたりしながらピストン運動をすれば、血圧の上昇を防げて腹上死のリスクは減少します。
体位でいえば、男性が激しく動く正常位より、騎乗位のほうがリスクを減らせるのはいうまでもありません。また、長風呂も注意。長風呂は疲れますし、疲れた状態でセックスするわけですからね。
温泉などは特にそうですけど、お風呂に入ると脱水状態になり、それによって血液が凝縮してしまい、脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性が増す。長風呂後にセックスするなら、事前に水分を摂ってから行為に及んでください」
自分の健康状態を知ることも重要。日本性機能学会専門医で、新宿ライフクリニックの須田隆興院長が語る。
「まずは血液検査や健康診断を受けて、自分自身の健康状態を知ること。糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が判明したら気をつけなければいけません。さらに肥満、喫煙習慣など相乗リスクが多い人は、なおさら注意が必要ですね」
最後に、セックスで頑張りすぎないことも重要だと林医師。
「男は勃たないとカッコ悪いと思って、ED治療薬を飲んででも頑張っちゃう。べつに勃たなくても、おもちゃだってあるじゃないですか。
頑張って、ペニスで女性をイカせなきゃいけないとか、そういうことはあまり考えずに、純粋に女性と一緒に楽しむような、リラックスしたセックスを心がければいいと思いますね」
【「腹上死」しないための鉄則七カ条】
(1)お酒を飲んでからのSEXは要注意
(2)長風呂後のSEXは事前に水分補給を
(3)血液検査で自分のリスクを把握しよう
(4)しんどなったら正常位より騎乗位
(5)ピストン運動はゆっくり呼吸しながら
(6)勃たなければ無理せずおもちゃを使え
(7)射精の瞬間はけっして力まない
(週刊FLASH 2018年5月29日号)