夜バナ
女子大生が「進化系ハプニングバー」で大人の社交術を学ぶ
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.20 20:00 最終更新日:2018.06.20 20:00
コスプレで露出の限界を追究したり、大学の授業でセックスワークを調査したり……。いま、性文化に真面目に取り組む女子大生が増えている。
「ハプニングバーと聞くと、店に入ったとたん、見知らぬ男女がイチャイチャしはじめる怪しげな場所をイメージするかもしれません。しかし、うちはそういう店を目指してはいません」
今回訪れた「No,Where」は和やかに会話を楽しむ場所だ。インターホンを押すと、店主の国久満氏がにこやかに迎えてくれた。
お客となったのは、「ふだんは真面目キャラです。でもプライベートでは、はっちゃけたいです」と語る、ハプバー初体験の女子大生・野口靖子さん(22・仮名)。最初はちょっと緊張気味だが、気づいた国久氏が、常連たちのテーブルにいざなってくれた。
平日の20時という早めの時間帯にもかかわらず、男性5人、女性7人ほどの客入り。男性の年齢層は40代から50代と高めだが、女性は比較的若い。さっそく露出度高めのお姉さんが、野口さんに話しかけてきた。
――このバイブをあの人(なぜかTバック姿の紳士)のお尻に挿しちゃえば」
「え、男の人に入るんですか?」
――男の攻め方も知らないの? かわいいね〜!」
ここで、向かいの初老の男性が、会話に乱入してきた。
「君、手でやってあげるときは、先っちょを手で包み込んで真空にすると気持ちいいんだよ〜」
財務次官が言えば辞職ものだが、店内は一同爆笑。
「ここは男女ともに性癖を打ち明け合う場所。みんな本名も、住んでいる場所も知りません。そういうものから解放されて、自分をさらけ出すことができるんです」(国久氏)
ドリンク以外にも差し入れのケーキが振る舞われ、楽しくエロトークを楽しんでいると、あっという間に体験の1時間は終わった。野口さんの感想は?
「今の大学生って、SEXしていることはしているんですが、学生同士とか、近場ばかり。受け身なんです。ここは性に対するごまかしがなく、自由に語っていい場だと思いました。救われる人がたくさんいると思います!」
(週刊FLASH 2018年6月5日号)