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「久しぶりにオンナに戻った私」その理由は/史那38歳
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.01 20:00 最終更新日:2018.09.01 20:00
長らく男の優しさから離れていた彼女たち。でも、どうして久しぶりにオンナに戻ったのか。福原愛に似た看護師の史那(38)が、「彼が誠実だったから」と明かす。
「仕事をしながら助産師の資格をとるための勉強も忙しくなり、恋愛から離れて、気づけばこの年になっていました。
この夏、高校時代の恩師が亡くなったとの知らせがあり、お休みをいただいて実家の宮城へ帰りました。元彼にも久しぶりに会ったのですが、今は結婚して幸せに暮らしていると聞き、少し羨ましかったです。
思い出話に花が咲いてノスタルジーな気分になり、名残惜しさを感じながら帰りの新幹線に乗りました。
疲れもあって、すぐに睡魔に襲われ、眠ってしまったのですが、駅に着く少し前に起きると、隣の男性の肩に寄りかかってしまっていました。
しかもその男性のスーツの上着に私のヨダレがついていて……。
慌てた私はとっさに謝罪の言葉と連絡先を書いた手紙を書き、男性の胸ポケットに入れてその場を去りました。
その日も翌日も連絡は来ず、あまり気にしない人なのかなと思っていたのですが、1週間が経ったころ、いきなり彼から電話がありました。
どうやらそのスーツをそのままクリーニングに出してしまい、クリーニング屋さんに手紙の存在を教えてもらったそうです。
これも何かの縁ということで、数日後に会うことになりました。お互いほとんど寝ていたので、どういう容姿かあまり覚えていなかったのですが(笑)。
当日、待ち合わせ時間より1時間早く着いてしまった私は、駅の周辺をブラブラしていると、なんとなく彼に似た人を発見したんです。
「似ているけど、こんな時間に来るはずもないしなー。顔もあまり覚えてないし……」と思っていたら、彼から「少し早めに着いてしまったので、着いたら連絡をください」とショートメールが。そんなこともあって、第一印象は誠実な人だなと感じました。
2人で近くの喫茶店でお茶をしながら、長い時間、会話しました。彼は営業で全国各地を飛び回っているらしく、いろいろな地方のことを教えてくれました。宮城と東京しか知らない私からすると本当に羨ましかったです。
そして何度かお会いしているうち、付き合うことに。男性とお付き合いするのは久しぶりとお伝えしていたからか、彼は私のことをとても大切に扱ってくれました。
ですが、初めて彼の家に行ったときに「ごめん、もう待てない」と言われてしまって……。私は基本的におっとりした性格なので焦っていなかったのですが、彼は内心いつ手を出していいか迷っていたみたいです。彼のそういうまっすぐで正直なところが大好きです(笑)」