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美人精神科医に男の悩みを聞く「挿入ってやっぱり重要なの?」

夜バナ 投稿日:2018.09.07 20:00FLASH編集部

美人精神科医に男の悩みを聞く「挿入ってやっぱり重要なの?」

 

 美人精神科医・高木希奈先生はこうおっしゃる。

 

「50歳を超えた性が、20代のように激しいセックスができないのは当たり前です。でも、若者にはない人生経験、包容力、経済力、セックスにおいてはテクニックと粘り強さがあります。

 

 

 それが女性には魅力的に映るのです。そして、いつまでも女性とエッチに前向きでいれば、ご自身の若さと健康を保つことにもなるのです」

 

 そんな先生に、男性の悩みをぶつけてみました!

 

Q「ストレスのためED気味で、29歳の不倫相手(部下のOL)とエッチしても勃起しないことがあります。女性の本心は、いくら指と舌で愛撫されても、最後は挿入されたいものなのでしょうか?」(57歳・既婚・電子メーカー勤務)

 

A「“女性の本心”というなら、『入れる』『入れない』はそれほど重要ではありません。勃たなくても、挿入できなくても、愛情を感じる前戯や愛撫をしてくれれば、女性は肉体的にも精神的にも十分に満たされるものなのです。

 

 相手が28歳も年下の女性で、しかも不倫関係というのは、なんて図々しい相談なんでしょ(笑)、と思うのですが、それが逆にプレッシャーになっている部分もあるのではないでしょうか。

 

 自覚しているストレスの原因が、仕事なのか家庭なのか、はたまた両方なのかはわかりませんが、あなたにとって不倫相手の女性は、それを忘れさせてくれる存在、心のよりどころなのでしょう。

 

 だからこそ、彼女を男として満足させられているかが気になり、癒やされるどころかプレッシャーを感じているんじゃないですか、ということです。

 

 男性が初体験のとき、『緊張しすぎて勃起しなかった』という話をよく聞きます。この原因は明確で、勃起は『副交感神経』が司っているからなのです。

 

 副交感神経は、過度の緊張があると、働きが著しく低下するもの。挿入しなければ、と意識すればするほど、勃起を妨げてしまうのです。

 

 相手が大切な人ならなおさら、挿入できないときは『キミが原因ではない』と伝えたほうがいいでしょう。そうしないと女性のほうが『もう私に魅力を感じていないんじゃ……』などと勘繰って、さらに悪循環を生み出しかねません。

 

 挿入を目的とするのではなく、リラックスして、心と体で愛し合うこと。そうすれば、勃起の確率はぐんとアップするはずです」

 

たかぎなな
長野県出身。聖マリアンナ医科大学卒業。精神科単科の病院に勤務するほか、産業医や株式会社メディアド代表も務める。著書には、『あなたの周りの身近な狂気』(セブン&アイ出版)、『間取りの恋愛心理学』(三五館)、『女医が教える飽きないエッチ』(App Store、Kindle)などがある

 

(週刊FLASH 2018年8月14日号)

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