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美人精神科医に男の悩みを聞く「セックスレスなんですが…」

夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.10 20:00 最終更新日:2018.09.10 20:00

美人精神科医に男の悩みを聞く「セックスレスなんですが…」

 

 美人精神科医・高木希奈先生はこうおっしゃる。

 

「50歳を超えた男性が、20代のように激しいセックスができないのは当たり前です。でも、若者にはない人生経験、包容力、経済力、セックスにおいてはテクニックと粘り強さがあります。

 

 それが女性には魅力的に映るのです。そして、いつまでも女性とエッチに前向きでいれば、ご自身の若さと健康を保つことにもなるのです」

 

 そんな先生に、男性の悩みをぶつけてみました!

 

Q「私たちは会話も多いし、仲のいい夫婦なんです……性生活以外は。10年以上セックスレスです。昔のように妻を抱きたい気持ちもあるのですが、どうしていいかわかりません。いい方法はありますか?」(53歳・既婚・証券会社勤務)

 

A「ご自身は仕事に追われ、奥さんは家事と育児で1日が終わる。そんな生活が何年、十何年と続いて、気がついたときにはセックスレスだった。

 

 しかも、子供たちに合わせて『パパ』『ママ』と呼び合っていれば、ほとんど血縁関係ーーいまさらセックスなんて恥ずかしい、それどころか、いけないこととさえ思ってしまう。そんな中高年のご夫婦が驚くほど多いのです。  

 

 そして、多くのご夫婦は、多少の違和感を覚えつつ、セックスなど最初から “なかったもの” として過ごしているようなのです。

 

 その点、この相談者の方は『妻を抱きたい』『愛し合いたい』という気持ちが強いようですから、前向きな姿勢の持ち主だと思われます。その気持ちで奥さんをリードすれば、ご夫婦のセックスが復活するのは間違いありません。

 

 まず、パパとママから、男と女に戻ることです。そのために最も有効な方法は、『若いころに行った旅先(新婚旅行など)を訪れてみる』『よくデートに使っていた飲食店やホテルに行ってみる』といった行動を起こしてみること。

 

 いかにお互いを異性として意識するかがセックスの導入部ですから、男と女としてラブラブだったときの思い出を追体験するわけです。  

 

 さらにもう一歩先、セックスを日常生活の一部にするためには、意図的な “スキンシップの訓練” が必要です。

 

 1日1、2分、テレビを観ながらでもいいので、手を握る、肩を抱く、背中を撫でるなどの接触を習慣化するのです。自然と『キス』や『愛撫』に移行するようになるまで、焦らずに続けましょう。

 

 やがて潤いのある夫婦生活がやってくるはずです」

 

たかぎなな
長野県出身。聖マリアンナ医科大学卒業。精神科単科の病院に勤務するほか、産業医や株式会社メディアド代表も務める。著書には、『あなたの周りの身近な狂気』(セブン&アイ出版)、『間取りの恋愛心理学』(三五館)、『女医が教える飽きないエッチ』(App Store、Kindle)などがある

 

(週刊FLASH 2018年8月14日号)

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