夜バナ
男女の距離がすぐ縮まる「趣味コン」一人参加が福をもたらす
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.06 20:00 最終更新日:2018.11.06 20:00
オーバー40世代の男女が出会いを求めて集うイベントが、密かに盛り上がっている。「本当に出会えるの?」「おじさんは相手にされないんじゃない?」…そんな疑問を解決すべく、「街コン」の1つである「趣味コン」に潜入した。
比較的 “深いお付き合い” を期待できるのが、この「趣味コン」だ。料理、文学、ビールなど共通の話題があれば、年齢に関係なく女性も心を開きやすい。
種類やテーマが多岐にわたる街コンだが、じつは40歳を超えると、参加できるイベントが限られてくる。そこで、40代の本誌記者が、趣味を通じて交流を深める「料理コン」に潜入した。
今回参加したのは、男性は48歳、女性は45歳まで参加可能な料理コン。会場は中華料理店で、貸し切りにして男女6対6で開催された。
テーマは餃子作り。各自エプロン持参するルールだ。まずは入店し、プロフィルシートに記入。これで各参加者の特徴が把握でき、自己紹介時間が短縮できる。
6人の女性参加者の内訳は30代が3人、40代が3人とやや高めの年齢層。正直、料理好きという雰囲気は皆無だった。あくまで合コンに参加するための口実という印象が強く、これが逆に可能性を感じさせてくれた。
全員で乾杯をした後は、男女が向かい合って、料理人の指導のもと、ガチで餃子作り。記者Aは出会いたい気持ちが強すぎたせいか、餃子の皮のフォルムにまで興奮して力んでしまう。
近い距離での料理は通常の合コン以上に男女の距離を近くする。料理や会話をしながら、自由に酒をオーダーできるのも嬉しい。
当日は大きな進展がなかったが、好みの女性が2人いたので、「2人だけの二次会」を前提に、LINEでのやり取りをそれぞれと続けている。女性の年齢さえ気にしなければチャンスはかなりあるイベントだった。
「『街コンに参加する』と出会いの機会は無限大に増えます。都内だけで、一日に150件以上の街コンが開催されていますよ。たんなる飲み会より、共通の趣味やイベントを通じた出会いが好まれています」
そう語るのは、全国の街コン情報を掲載するポータルサイトを運営する、リンクバルの広報担当者A氏だ。
そこで本誌記者は、都内開催の「文学散歩街コン」に同行取材した。イベントには23歳から42歳の男女20人が参加。昼下がりの美術館や日本庭園を2時間かけて巡り、親睦を深めていく。
最後には参加者全員での「LINE交換タイム」もあり、至れり尽くせり。始まってすぐツーショットで行動する男女も出てくるなど、カップル成立率もかなり高そう。最後に街コンでの必勝法を聞いた。
「年齢や外見、相性もありますので、一概には言えませんが、男女ともに知人と参加するよりも、一人で参加することが大切です。
おひとりさまですと、へんな気遣いや恥じらいもなく、自由に行動できます。また、『冷やかしでない』というアピールにもなります」(A氏)
あくまで単独参加して、同じく単独女子を狙うのがベターのようだ。
(週刊FLASH 2018年10月16・23日合併号)