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非モテおやじが2年で結婚…住人が語る「夢のシェアハウス生活」
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.15 20:00 最終更新日:2018.11.15 20:00
40代や50代のシェアハウス住人が急増中だ。そんな彼らは、経験やスキルを生かし、羨ましいハウス生活を送っているというが……。「シェアハウス・ラヴ」の実態を、居住者に訊いた。
「自分のような中年には、下手な出会い系や合コンよりも効率がいいですね」
そう断言するのはハウス歴3年の会社員・ユウキさん(46)。ハウスを3年で3軒渡り歩き、2人の女性と交際した。Hだけした女性は4人。現在は、杉並区のシェアハウスに住んでいる。
「出会いに一切カネがかからず、毎晩の飲み会も、宅飲みなので激安なんです。濃いようで薄い人間関係も好都合。
住人の入れ替わりが早く、深い関係になっても、後腐れが少ないんです。残りの人生もシェアハウスで過ごし、若い女性と出会いたい」(ユウキさん、以下同)
そんなユウキさんが推すのは、ハウスで毎週末のように開催されるイベント。ハウスの多くは週末などに、入居者以外も参加できる飲み会やイベントを開催している。ハウスは駅から遠い場所が、「泊まっていけば」と誘いやすく、よいという。
「ほぼ毎日『女との飲み会』なんです。何もないときは、自分でイベントを企画、提案して、飲み会をでっち上げればいいんです」
個人部屋で二次会、となれば、さらにオイシイ展開になる可能性が高まる。
「リビングでの飲みよりも、Hに直結しやすいのが個人部屋での飲みですね。一次会で盛り上がったり、悩み相談に乗ってから、部屋に移動して二次会に流れてやるというのが定番です。
通常の合コンから二次会という流れを、ハウス内でもっと効率化した感じです」
ユウキさんと同じハウスに住む、フリーエンジニアのシンジさん(42)も、ハウスで美味しい思いをしたひとりだ。
「苦労せずに合コンが毎週ある感じです」(シンジさん、以下同)
ハウス内では日常的に、ドキドキ体験があったという。
「ハウス内でのHは、通常の同棲と違って、野外露出的な楽しさがあります。ほかの住人の隙をついて、お互いの部屋や風呂場、トイレなどでやりました」
入浴のときにはタオル1枚を巻いた姿で、コソコソと忍び足。共有スペースにはいっさい顔を出さない、引きこもりカップルもいるそうだ。
シンジさんは、ユウキさんの誘いでハウスに入居。合コンやナンパをしまくり、結婚相手をゲット。先日、2年暮らしたハウスを卒業した。
「遊びだったときはみんな応援してくれていたのに、真剣交際になると、なぜか居づらくなってしまって(笑)。まったくモテなかった僕が2年で結婚。人生変わりましたね」
ユウキさんたちのハウスで、「料理のできる兄貴キャラ」として腕を振るっているのが、BAR勤務の清野さん(44)だ。仕事柄、夜型で出会いは少なかったが、ハウス生活後は通算5人とH。他人のHも多数目撃。ハウス歴は3年になる。
「缶チューハイを1本奢れば、ハウスではパパ扱い。それ以上に効くのが手料理です。ホワイトボードに鍋パーティなどを告知すると、女子が集結します」(清野さん)
料理以外にも、家事がモテるポイントになる。
「ハウスには、家事や片づけが苦手な女性も多い。共有スペースの片づけを買って出ると、“頼れる兄貴” に変換され、女のコが僕に依存してくるんです」(清野さん)
いいことづくしに思えるシェアハウス生活。だが一方で、ユウキさんにはかつて、「ここは無理だな」と思った条件がある。
「『貧困ビジネス』として問題になっているいわゆる『タコ部屋』です。内見して『やばい』と思ってやめました。
あと、管理人が常駐していると厳しい。しっかり事前調査して、どんどんハウスに引っ越してほしいですね。一緒に楽しみましょう(笑)」
(週刊FLASH 2018年10月30日号)