夜バナ
結婚17年の夫婦が「ノンセックスレス」の秘密を打ち明ける
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.06 20:00 最終更新日:2018.12.06 20:00
コック歴30年以上になる相川亮平さん(50・仮名)は、夫婦のセックスレス解消法について、独自の論を持っている。
「世の中には二種類の男がいる。妻が他人に抱かれると思うだけで怒る男。そう思うとかえって興奮する男。興奮は怒りの先にあって、じつに奥深いんです」
奥さんの果歩さん(仮名)は6つ下の44歳で、ぱっと見はまだ20代後半に見える。結婚生活は17年。高1を筆頭に4人の男の子の親でもある。
亮平さんは3度めの結婚だが、果歩さんは初婚。果歩さんが勤めているキャバクラに、亮平さんが客として訪れ、出会った。
「飽きないようにともかく工夫してますよ。露出プレイや、デリヘルや出張ホストを呼んでの3Pもします。相性の合ったデリヘル嬢をあらためて家に呼び、家族揃って食事をしたこともありました」
妻の果歩さんは笑いながら「そんなとき、主人はそのコに『一緒に住もう』なんて言い出すんですよ」と言う。実現すればまさに山崎豊子の『華麗なる一族』の世界だ。
しかし、小説の主人公・万俵大介の強引さがそこにはない。相川夫妻はなんともほのぼのとしている。
「不倫はアリバイ工作や言い訳で、時間も神経もすり減らします。そんなだったら、堂々と認めさせる。その代わり、お前も自由にしろと、妻にも愛人にも言います」(亮平さん)
ベッドの上で率直に自分の要求を伝えれば、徐々に受け入れられる。亮平さんは、そう楽天的に考える。
「ただ交尾して終わりじゃ、動物と一緒じゃないですか。人間なんだから『プレイ』しないと」
果歩さんの結婚前の男性経験は10人ほど。アブノーマルなプレイの経験はなかった。道徳観にとらわれず性の冒険を重ねる、相川夫妻の懐はとことん広い。
取材・文/鈴木隆祐
(週刊FLASH 2018年12月4日号)