妻が美容にこだわるとセックスレスに？セクシー下着もNG

「いい夫婦」でいるためにHが大切であることは間違いないところだが、日本の夫婦のセックスレスは深刻だ。

　2018年10月、美容外科「東京イセアクリニック」が40代～50代の既婚男性95人に実施した調査の結果が上のグラフだ。過半数の夫婦がセックスレスなのである。

　夫婦の性関係に詳しいカウンセラーの潮英子氏によれば、妻が美容にこだわる夫婦ほど、セックスレス率が高いという。

「働いている夫は、外で妻より若くてきれいな女性をたくさん見ています。だけど家に帰れば、そういった女性と勝負しても勝てないのに、頑張る妻がいる。その頑張りすぎに夫は冷めてしまいます」

　夫の気を引くため、セクシーな下着をつけることは「特効薬」だとされる。しかし、潮氏によれば、それは逆効果になってしまうこともあるという。

　しかし、一度セックスレスになってしまうと、「再燃」させることは簡単ではない。会員数1万3000人を超える「夫婦仲相談所」の三松真由美所長は、10年以上のセックスレスの夫婦を多数見てきた。

「夫は気づかないうちにEDになっていることもあります。そうならないために、日ごろのメンテナンスが必要。男性の局部は足腰と一緒で、常に鍛えていないと衰えますから」

　AV監督の溜池ゴロー氏も同意する。

「夫婦のセックスレスは、たんにセックスレスではなく、その前に『チューレス』、『ハグレス』など段階があるはずなんです。それを感じた時点で、なんとなくやり過ごすのではなく、夫婦でしっかりと話し合うべきです」

※グラフ、表のデータは東京イセアクリニック調べ

（週刊FLASH　2018年12月4日号）