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アキラ100%の「中折れ防止体操」男性ホルモン増強には…
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.18 20:00 最終更新日:2019.02.18 20:00
中年男性を悩ます、体の衰え。そしてそれは、セックスにも「中折れ」という形で、容赦なく襲ってくる。「勃ちが悪くなった」「腰が振れない」など、実感している方も少なくないだろう。
全裸芸のカリスマ・アキラ100%の表情は悲哀に満ちている。44歳の肉体は確実に衰えているらしい。
「最近、老いを感じてきましてね……。というのも、ネタの影響か、お盆に隠れた『ミニアキラ』が、小さくなってきているんですよ。そして、ネタの練習中にぎっくり腰になってしまい、医者に通う羽目に。ケアしないといけない年齢なのです」
AV男優・しみけんも、「肥満や体の柔軟性のなさ、運動不足はSEXにとって大敵」と語る。では、実際にはなにをすればいいのか。
そこで、多くのプロアスリートの体づくりを支えてきた山口典孝氏監修のもと、ボディビルダー・豊島悟氏に精力がアップする正しい「筋肉体操」を伝授してもらおう。
山口氏によると、筋トレは美しい肉体のほかにも副産物を与えてくれるのだという。
「強度の高いトレーニングは、女性を惹きつける男性ホルモン『テストステロン』の分泌を促すのです。テストステロンとは、おもに睾丸で作られるホルモンで、筋肉や骨、皮膚を強くします。
さらに、精液の生成にも欠かせない物質です。仕事がデキる、異性にモテる、若く見える男性は、例外なくテストステロンが高いといっても過言ではありません」
このホルモンは25歳をピークに減少していくが、正しい筋力トレーニングをおこなうことで、分泌量を増加させることができる。では、どのようなメニューが効果的なのか。
「一度に多くの筋肉を刺激すればするほど、分泌が効率的になるといわれています。複数の関節と筋肉が関与する多関節種目を中心におこなうようにし、さらに動きが固定されてしまうジムのマシンではなく、ダンベルやバーベルを使うもの、そして自分の体重を利用したトレーニングが効果的です」(山口氏、以下同)
もっとも顕著にテストステロンの値が上がるのが、「スクワット」や「ランジ」のような、脚だけではなく股関節も使うエクササイズだ。
「種目と種目のセット間の休憩時間が短いほど、鋭い反応が引き出されます。3分休憩するなら、1分のほうがいい。総トレーニング時間は60分以下にしましょう」
以下でテストステロン分泌促進のための、具体的なトレーニングを4つ紹介する。さあ、さっそく始めよう!
●自重スクワット(冒頭の写真)/(目安)15回×3セット
1/両足を肩幅に開き、爪先はやや外側に向けて直立する。
2/お腹に力を入れ、胸を張って姿勢を正し、視線は前に向ける。両腕は肩の前にまっすぐ伸ばしても、後頭部で組んでもOK。
3/膝を少し曲げながら、お尻を突き出して、息を吸いながら腰を下ろしていく。太腿が、床と平行になる程度が目安。動作中は踵をつねに床につけ、膝が爪先より前に出ないようにする。
4/腰を下げた姿勢から体を押し上げ、息を吐きながら元のポジションに戻る。
「精力アップの筋トレとして、もっとも有名で効果の高い筋トレが、スクワット。股関節の伸展をおこなう大臀筋や、太腿の前の大腿四頭筋を中心に、太腿の裏や内腿、さらに腰の筋肉も鍛えることができる」(山口氏、以下同)
●自重ワイドスクワット/(目安)15回×3セット
1/肩幅の2倍くらいに足幅をとり、爪先はやや外側に向ける。
2/背筋をまっすぐにしたまま、息を吸いながら、太腿が地面と平行になるまで腰を落とす。
3/そして、息を吐きながら元のポジションに戻る。
「このスクワットは、足幅が広がることで、バランスを取りやすくなる。自重スクワットで動作が不安定になってしまう人に、おすすめだ。
また、自重スクワットに比べ、内腿の内転筋群が働くことにも注目。内転筋を鍛えることで股関節をほぐし、下半身の血流がよくなり、ED予防にも繫がる!」
●フロントランジ/(目安)両足20回×2セット
1/足を肩幅と同じくらいに開いて、直立する。
2/片足を大きく前に出して、息を吸いながら体を真下にぐっと下げる。このとき、背筋をまっすぐにするために、顔は前を向いておく。
3/息を吐きながら、開いた足でぐっと地面を押し出すように体を上げる。次は逆足でも同じ動作を繰り返す。
「下半身でも1、2を争う大きな筋肉なのが、太腿とお尻の筋肉。ここを鍛えることで、美しいフォルムの引き締まった下半身を作り上げることができる。太腿やお尻のお肉が特に気になる男性にとって、とてもおすすめのメニューだ」
●サイドランジ/(目安)20回×2セット
1/足は肩幅の2倍ほどに開き、背筋を伸ばし、胸を張って直立する。
2/爪先は45度くらい開く。腕は胸の前か、後頭部で組む。
3/息を吸い、片方の足へ体重を移しながら腰を沈める。反対側の脚の内腿がしっかり伸びるまで膝を曲げる。
4/自分が下げられるところまで下げたら、息を吐きながら元の姿勢に戻す。
NG/上半身を丸めると、十分な効果が出ないので要注意!
「脚を閉じるときに重要な内転筋、ハムストリングス、大臀筋を鍛えるメニューで、精力アップに重要な股関節の柔軟性も獲得できる。」
監修&トレーニング解説文・山口典孝、実演・アキラ100%、しみけん、豊島悟
やまぐちのりたか
体の機能を研究する専門家として、多くの教育・スポーツ現場で活躍。中部学院大学、四条畷看護専門学校などで教鞭をとるかたわら、FC大阪スポーツクラブの会長付理事も務める。最新刊『筋力トレーニング解剖学』
あきらひゃくぱーせんと
44歳 2017年に「R-1ぐらんぷり」優勝する前日まで、スポーツジムで15年間アルバイトをしていたというピン芸人。現在のトレーニングは週2回。公式Twitter(@akira100p)
しみけん
39歳 男優歴21年。AV出演作は9300本以上。ウエイトトレーニングは週4回。1月、シーランド公国の男爵位を取得し、日本初の「AV男爵」に。公式Twitter(@avshimiken)
とよしまさとる
45歳 20歳でボディビルを始め、現在も第一線で活躍する。2015年東京ボディビル選手権優勝。2017年日本クラス別ボティビル選手権大会65キロ級準優勝、2018年同クラス3位
(週刊FLASH 2019年2月26日号)