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大河ドラマではわからない戦国武将が使ったSEX指南書
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2016.03.26 21:06 最終更新日:2016.10.12 13:19
松永久秀が愛読した『黄素妙論(こうそみょうろん)』は、戦国時代の「性の指南書」だ。460年も昔の本だが、その内容には今にも通じる秘技が数多く含まれている。
「淫情十動之候(いんじょうじゅうどうのこう)」では女性が欲情をもよおす際の兆候を10通り挙げている。
女性が男性に会うたびにさりげなく言葉で戯(たわむ)れてくる。目で誘い、心を通わすような視線を送ってくる。こんな とき、女性の中では欲情が動いているのだという。女性がその気になっている予兆はほかにもあるとする。
その一つが、「足の指で玉茎(男性器)を挟む」。今でいう“足コキ”というところ。ほかにも、挿入中の注意点が書かれている。
女性の反応を男性がどう見て、どう対応するか。根底には「女性をコントロールできないなら、男じゃない」という当時の思想が窺える。女性に不自由しなかった武将向けの書といえる。
指南書は交合の方法についても解説。真の交合には九つの方法(「九勢之要術」)がある。そのうちの二つを紹介しよう。
まずは「虎歩勢(こほせい)」だ。 〈女人をうつぶせに這わせて、男子はその尻のあたりに跪 ひざまずき、女人の腰をささえながら玉茎を入れます〉
現代風にいえば、後背位(バック)。この体位を取り、「五浅六深の法」をおこなう。五浅六深とは、玉門(女性器)に玉茎を深く差し入れ5回呼吸し、浅く抜き出して6回呼吸することを指す。すると、女性はより感じるという。
次に「兎吮勢(といんせい)」。
〈男子は仰向きに寝て両足を伸ばします。女子は、男子の足くびのほうに顔を向けて股の上に乗ります〉
今でいう背面騎乗位だ。女子は手で玉茎を握ってこすりつけ、性器を刺激して濡らす。そこで男子は深く差し入れ、浅深の法をおこなう。すると、〈女子は興奮して比べようもないほどの快感を覚える〉。
急ぐ行為は病気の元になるという。
参考文献:『戦国武将の養生訓』(新潮新書)
(週刊FLASH 2016年3月8日号)