「ホットワイフ」とは、ネトラレ願望のある人妻のこと。海外では、その目印として「H・W」のアクセサリーをつけることがブームだという。そしていま、性生活にも流行にも敏感な日本の人妻に、「H・W」の密かなブームが息づいている−−。
都内のマンションに集まった女性2人。経理職の彩乃さん(28、仮名)と、看護師の静香さん(40、仮名)は、ともに師範代ホットワイフだ。胸元には、「H・W」のペンダントが。
彩乃(以下、彩)「私が『H・W』を知ったのは、2年くらい前。ネットで見かけたんです」
静香(以下、静)「私は、旦那が『最近は、ネトラレじゃなくて、ホットワイフっていうらしい』って言ってきたのがきっかけだよ」
彩「もともとホットワイフ願望はあったんですか?」
静「旦那とは、若いときは毎日してたんですけど、子供ができなくてね。ずっと妊活してたんだけど、お金もたいへんだし、お互い疲れちゃって。
それから6年くらいHしてなかったんだけど、久しぶりのときに、年齢も年齢だから中折れしちゃって。それで、旦那が『ほかの男』をネットで探してきたの」
彩「うちは夫が変態だから(笑)。いろんなHなことしてきたけど、さすがに『ネトラレ願望があるんだ』って言われたときは焦りましたね。
夫婦でハプニングバーに行って、夫が知らない人に『妻のバストを舐めてみて』ってお願いしたんですよ。私も、そんな姿を夫に見られてるって思ったらすごい興奮しちゃって……。初めて3人でしました」
静「3人ってすごい! 私は旦那との絡みはないからな!」
彩「してもらうのは、旦那さん以外の人ですか?」
静「うん。夫婦お互いが嫌いじゃない男性に限定してるけど、今のところ3人と経験したよ」
彩「どこでそういう相手を見つけるんですか?」
静「ツイッターで探したり、出会い系のアプリで探したり。最初は、メールのやり取りをして、いちどHなしで会ってみて、2回めで旦那と一緒に会ってみてって感じかな」
彩「旦那さんがNGだったら?」
静「もちろんなし。隠れてHがしたいわけじゃないし。また別の人を考えるよ」
彩「『H・W』のアクセつけてて誘われたりしますか?」
静「まだそんなに知られてないからか、いきなりはないなー。こっちは歓迎なんだけど(笑)。ツイッター経由で会った人で、知ってた人はいたよ」
彩「私は、ハプバーで一度だけあります。その方とはその後、お互いのパートナーを連れて、交換Hをしました。池袋にベッドが2台あるラブホテルがあって、長時間いても安くて、きれいなんです。
最初は私が相手のご夫婦と3人でして、それを夫が見ていて。向こうの旦那さんがイってから、今度は私たち夫婦と向こうの奥さんとで3人でしたんです。
その奥さん、レズっ気があるみたいで、一緒にお風呂に入ったら、浴槽に足をかけて腰を浮かせた状態で、口でされました。女性とは初体験だったので、かなり興奮しました」
静「そのとき、男性陣は何をしてたのかしらね(笑)」
彩「じつは、私の声に気づいて、2人で見てました」
静「さすがに男性同士では始まらないか(笑)」
彩「(笑)。でも、私は夫が男性とイチャつくところが見てみたいです!」
静「よかったら一緒にどう?」
彩「私もそう思ってました(笑)。静香さんのエロさに興味あります!」
そして2人はLINEを交換。次に会う約束をしたのだった……。
(週刊FLASH 2019年3月12日号)