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AV嬢マニアの神主から金玉講談師まで「平成エロ事件史」H6年〜10年

夜バナ 投稿日:2019.04.06 20:00FLASH編集部

AV嬢マニアの神主から金玉講談師まで「平成エロ事件史」H6年〜10年

 創刊から約2年、第102号を発行したころ、時代は平成に突入した。以来30年間、本誌は驚異のスピードで進化する「エロ産業」の最前線を取材しつづけてきた。平成の最後に、転換点になった「あの事件」を、キーパーソンの証言を得てよみがえらせる!


●「私蔵ビデオ500本! AV嬢追っかけに燃える神主さん」(第343号/平成6年2月22日号)

 

「AV嬢のサイン会場に、いつもいた有名人。『藤田リナちゃんと一緒なら』と取材OKになりました」(取材した記者)

●「“三菱” のエリート社員が激撮したヘアヌード作品集!」(第424号/平成7年11月7日、14日号)

 

 大手企業の管理職だった田中行明氏(71)の、自ら撮影した写真集が話題に。本人が語った。

 

「取り上げていただいたおかげで、会社関係者を含め、大きな反響がありましてね。今ではいい思い出です。定年退職後も文筆活動を続け、現在は日本ペンクラブと、日本文藝家協会に所属しています。

 

 2019年春には、田中佑季明のペンネームで詩歌集『うたものがたり』と『それから…』を刊行予定です。また、ぜひ芸術的なグラビア撮影もやってみたいですね(笑)」
●「『金玉』は素晴らしい…いま関西で注目の異色講談主婦」(第426号/平成7年11月28日号)

 

 精子をかたどった帽子をかぶり、カメラに迫ってくる女性を、本誌は激撮していた! 講談師の己斐みどり氏である。彼女が異色だったのは、常にトークのテーマが「金玉」だったこと。

 

 現在の己斐氏は、懐かしげにこう語る。

 

「もう金玉は卒業しましたよ(笑)。当時は子供を授かったこともあって、命を生み出す精巣の素晴らしさをとにかく伝えたかったんです」

 

 50歳から女優業を始め、再現ドラマにも出演。娼婦役を演じるなど、エロスの追求は続く。


●「大阪に誕生! AV女優養成学校のすご〜い授業内容」(第441号/平成8年3月19日号)

 

「AV嬢を教育する駆け込み寺」を名乗り、男を勃たせる下着選定や表情、日舞などの科目があり、受講料は1時間2000円。



●「『NOーパンティ鑑定団』がゆく」(第461号/平成8年8月20日・27日号)

 

 人気を呼んだ「処女探し」「オッパイ見せて」に連なる、名物企画。同年、タイトスカートが流行。パンティラインが出るのを嫌うノーパンギャルが増加した。


・「[SEX脳内革命] 宣言!」(第494号/平成9年5月6日・13日号)

 

「セックスには脳の解放が大切」という理論のもと、世界初のGスポット撮影に成功。当時のベストセラー『脳内革命』にあやかり、数々の実験を試みた“便乗”企画。

 


(週刊FLASH2019年3月26日号)

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