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玉袋金太郎の「平成エロ変遷史」熟女ブームは発酵文化
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.28 20:00 最終更新日:2019.04.28 20:00
本誌創刊から約2年、第102号を発行したころ、時代は平成に突入した。以来30年間、本誌は驚異のスピードで進化する「エロ産業」の最前線を取材しつづけてきた。浅草キッドの玉袋筋太郎(51)が、平成のエロを総括する。
「平成のエロは、熟女抜きには語れねえな。熟女ブームは日本の『発酵文化』が生み出したね。腐敗したら食えないけど、発酵だったら食える(笑)」
そう語る玉袋が、キーマンのツートップとして挙げたのが、村西とおる氏と成田アキラ氏だ。
「村西会長は『ダイヤモンド映像』という巨大帝国を築き、崩壊させた。でも、平成最後の今になって、村西会長のドキュメンタリー映画や、山田孝之くん主演のドラマが作られたり、見事に返り咲いた。感動だよね」
2018年末、玉袋が経営する赤坂のスナックに、村西氏がふらっと現われたという。
「アルコール対策サプリの『ナイスな朝』ってのをごっそり渡してきて、『玉ちゃん、ガンガン売って自家用ジェットを買おう』って、コートも脱がずにセールスしてた(笑)。
成田さんも巨人だよ。かつてラジオの生放送のゲストに来てもらったとき、女性の局部の名前を言って大変だったけどさ(爆笑)。今でもアッチは現役で、そのことを漫画にも描いているってすごいよ」
玉袋は、2000年以降のエロにも思いを馳せる。
「2001年くらいから、人妻ブームは来たよね。だけど最初は生活感がなくてさあ。『結婚1年めの新妻』が顔出しするかって(笑)」
最近のエロの進歩には、こう見解を示した。
「すぐ見れっから、堪え性がなくなるってのはあるかもしれないけど、いいんじゃねえの。最近はスマホになって、モロ出しで行為しながらの撮影もし放題じゃない。昔はそんな写真、現像に出せないから、ポラ写真だった。
いまやAVだってVRでしょ。だけど俺はまだ見てない。素っ裸でデカいゴーグルつけているところを、嫁に見られたら、やっぱ気まずいって(笑)」
そして、ビールをグビッと飲んで語った。
「やっぱさ、週刊誌とエロは切っても切り離せないんだよな!」
(週刊FLASH 2019年3月26日号)