夜バナ
母と娘で「コンドーム」一緒に買いに来る仰天事情
日本のコンドームを四半世紀にわたって見守ってきた「コンドマニア」。
表参道と明治通りの交差点、横断歩道を渡ると「ラフォーレ原宿」という、日本でも有数のおしゃれな場所に、コンドーム専門ショップ「コンドマニア」がオープンしたのは、1993年2月のことだった。
「フレディ・マーキュリーがエイズで亡くなったのは1991年11月。でも日本はまだエイズ予防に有効なコンドームを買うことすら恥ずかしいという風潮でした。気軽に購入できる場所を作ろうという思いからオープンしたんです」
そう話すのは、オープン当初から運営に関わっていた根岸マネージャーだ。
「男性客が中心になるだろうと予想していましたが、フタを開けてみたら女性の来店がとても多いことに驚きました。当時の原宿は、ミニスカートにルーズソックスのコギャルが闊歩していたんですが」
現在でも、写写丸が滞在していた小一時間の間に店に入ってきたのは、若い女性のグループやカップルが多かった。
「オープン当初に来店していたコギャルの女子高生が今では40代の母親となり、高校生の娘さんにコンドームを買い与える方もいらっしゃいます。ステキな親子だなと思います」
性に対して奔放といわれていたコギャル世代だからこそ、自分の子供にはオープンに性教育できるのだろうか。
「そうかもしれません。最近の若い男性のなかには、AVで表現されていることがリアルなSEXなのだと思い込み、男優のように高速ピストン運動をしないと彼女を気持ちよくできないと練習をしている人もいるようです。
性感染症や避妊に関する知識や、相手を思いやる気持ちを学習したほうが、自身のためにもいいことだと思います」
(週刊FLASH 2019年4月16日号)