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平成中期エロ漫画史「モロ見せしない表現が芸術的」と研究家

夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.18 20:00 最終更新日:2019.05.18 20:00

【いまも読める平成中期の革命的「名作エッチ漫画6選」】※監修・稀見理都氏

 

●『恋愛ジャンキー』葉月京(秋田書店)/平成11年(1999年)
 変名で成年漫画も描く作者が『ヤングチャンピオン』に発表したデビュー作。恋人募集中の主人公が活躍するラブコメディ。全26巻。

 


●『GANTZ』奥浩哉(集英社)/平成12年(2000年)
 人間と別世界の異星人との戦いを描くSFアクションだが、じつはお色気漫画としても十分楽しめる作品。巨乳美女率の高さは作品の魅力のひとつ。

 

 奥は、デビュー作で「乳首残像」という手法を生み出すほど、巨乳へのこだわりが強い。『週刊ヤングジャンプ』連載。全37巻。

 


●『いちご100%』河下水希(集英社)/平成14年(2002年)
『週刊少年ジャンプ』誌上で、パンチラ表現が小学生の心を打った学園ラブコメディ。全19巻。

 


●『SとM』村生ミオ(日本文芸社)/平成17年(2005年)
 ベテラン漫画家による、お色気描写が多めの大人の漫画。主人公の中年男性が家庭崩壊の危機を乗り越える。『週刊漫画ゴラク』連載。全28巻。

 

●『ToLOVEる-とらぶる-』作・長谷見沙貴/画・矢吹健太朗(集英社)/平成18年(2006年)
 高校生の主人公と美少女との三角関係の恋愛を描くコメディ。全18巻。

 

「連載は『週刊少年ジャンプ』。少年誌の規制の中で、漫画表現を極限まで発展させた画期的作品です」

 


●『ナナとカオル』甘詰留太(白泉社)/平成20年(2008年)
 細分化が始まったお色気漫画界に「SM」要素を持ち込んだ異色作。『ヤングアニマル嵐』から移籍し、『ヤングアニマル』に連載。全18巻。

 


※版元・巻数は、初出の単行本のものです

(週刊FLASH 2019年4月23日号)

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