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水野朝陽は販売員、早川瑞希はOL…セクシー女優が副業する理由
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.07 20:00 最終更新日:2019.06.07 20:00
「副業解禁元年」といわれた2018年だが、いち早く副業化が進んだのがAV業界である。その理由を探るべく、3人の人気女優を訪ねた。
長身・巨乳で人気を誇り、2019年2月に引退した水野朝陽さん。引退まで一般の仕事との掛け持ち生活を続けてきた。
「デビュー当時にやっていたアパレル販売員は、週5日、フルタイム出勤で手取り22万~30万円くらい。お休みの日にやった撮影のギャラのほうが断然額が大きい。
すごいと思う半面、『これは普通じゃない』と、引退後のことも考え、一般の時給制バイトを続けていくことにしたんです」
逆に、「作品だけでは生活できない」という女優も多い。経済的な事情は、副業をする最大の理由なのだ。
超有名大学在学時にデビューを果たし、卒業した今も活躍中の早川瑞希さん。大学を卒業した現在も、事務職と企画女優を両立させている。
「じつは、在学中に学内で作品出演がバレてしまったんです。でも、男優さんとの最高の体験を知ったら、噂されても『何も知らないのに適当なこと言っちゃって』と思えて、気にならなかったですね。
男優さんとの現場で、性感帯をたくさん見つけることができ、Hが好きになれました。望まないHを我慢している人も多いなかで、これは幸せなことじゃないですか?」
早川さんが勤めている職場は、女優業に理解があるそうだ。
地下アイドルやユーチューバーから転身したり、仕事のストレスを発散させたいと出演するケースもある。企画単体女優として活躍した尾上若葉さんは、2018年に引退し、現在は写真NGだ。
「デビューしたのは、看護師になって1年め。当時は、大人気だったアイドルグループや、大手芸能プロのオーディションを受けたりしていました。
スカウトされても、アダルト作品に出たら『人生終わり』くらいのイメージがありましたが、そのとき飯島愛さんのことを思い出して。努力すれば夢がかなうかも、と思ったんです」
勤務先は産婦人科。男性患者からバレることはなかった。
「ところが、その病院では不妊治療もやっていて、精子検査を受ける男性が精子を出す部屋(採精室)に、私のグラビアが置いてあったことがありました。生きた心地がしなかったですね(笑)」
いまは副業女優が増えた結果、週末の撮影が過密化する現象も生まれているという。狭き門とはいえ、その扉を叩き、面接に挑む女性は多くいる。副業女優が当たり前になる時代は、すぐそこに来ている。
取材&文・寺井広樹/てらいひろき
1980年生まれ 兵庫県出身 文筆家。銚子電鉄「まずい棒」などの地方創生事業や、「涙活」「離婚式」などを企画・プロデュース。近著に『副業AV女優』(豆あき氏との共著、彩図社)
(週刊FLASH 2019年6月4日号)