医療脱毛専門院「リゼクリニック」が男女600人に対しておこなった調査によれば、年収1000万円以上の人のじつに43.7%が、無毛であると回答した。
また、「アンダーヘアの手入れをしているか」という質問に対し、20代女性のなんと67%が「手入れしている」と答えている。そして、注目すべきはその理由。清潔感や快適さのほか、「セックスの感度を高めるため」という理由も挙がっているのだ。
「感度に関しては、お答えするデータがないのですが、約7割の男性が、パートナーにアンダーヘアの手入れを希望しているというデータはあります。
一部の男性は、『幼い感じがするから好き』とパートナーの無毛を希望されるケースもあるようです」(リゼクリニック後方の小沼聡美さん)
さらに、女性のアンダーヘアの好みの形については、4割以上の女性が、無毛に限りなく近い「小さな逆三角形」を理想としていた。
「最新の傾向では、7割の方が少し毛を残して、3割が無毛にされています」(同前)
このアンケート結果に関して、小沼さんはこう分析する。
「今回の調査のように、蒸れやニオイの解消を目的に脱毛された方は、その快適さに驚かれることが多いようです。年収の高い方ほど、合理的な考えを持ち、清潔感への意識も高いのかもしれません。
また、新しいことにチャレンジする意欲のある方も多く、無毛状態にも抵抗感が少ないのではないでしょうか」
脱毛は高額だし、しばらくすると生えてきて、またお金がかかる。だから、高収入の人に無毛が多いのではないか。そう考える人も多いかもしれない。しかし、小沼さんはこう語る。
「当リニックの場合、『5回コース』が9万9800円。これだけで無毛状態になる方も多いです」
同院を訪れる男性も多い。
「今回の調査では、40代の男性も35%が『手入れしている』と回答しています。実際、当院を訪れる3割は男性です。いまは、介護を受ける方が脱毛するケースも増えていますよ。
もはや、老若男女問わず、『日本総ツルツル時代』に突入しているのではないかと感じております」(同前)
次のページでは、女性のアンダーヘア意識と、収入別の「無毛」調査の結果を公開する。