夜間2回以上の排尿、歯周病…「EDチェック」15項目はこれだ！

「40歳以上の3人にひとりがED」（日本臨床内科医会）といわれるニッポン。そこで本誌は今回、「2人」と「1人」を分ける “壁” を徹底調査した。

「EDは突然やってきます。しかもトラウマになって自信を失い、次の機会も勃起せず、負のサイクルに突入します」

　福元メンズヘルスクリニックの福元和彦院長は、そう語る。

　いざというとき、突然勃たなくなったら……そのショックは計り知れない。ねぎし泌尿器科・内科の高木康行院長はこう語る。

「若い世代のEDの原因のほとんどは心因性ですが、40代～50代は、血管障害・神経障害・男性ホルモンの分泌機能が低下するなどの、『器質性ED』が目立ちます」

　そもそも、自分がEDかどうか判断できる “自覚症状” はあるのか。もっともわかりやすいのが、「朝勃ち」の有無だ。東京上野クリニック上野本院の、吉江秀和院長が解説する。

「朝勃ちがあることは、陰茎の血管が正常で、勃起機能も正常である証し。減ってきたらよくない兆候です」

　次のページでは、EDチェックとED対策15ポイントについて紹介する。危うい項目については、生活改善を試みて、「3分の2」に残ろうではないか。