夜バナ
日本人は3人に1人…プロたちの「ED」対策を聞け!
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2019.07.24 20:00 最終更新日:2019.07.24 20:00
「40歳以上の3人にひとりがED」(日本臨床内科医会)といわれるニッポン。「朝勃ち、たしかに減ってきたな……」と我が身を振り返る方も多いだろう。だが、EDは予防できるのだ。
「勃起する頻度が低くなると、勃起力が徐々に低下します。それを防ぐには、自慰行為でも効果があります」(福本メンズヘルスクリニックの福元和彦院長)
【関連記事:グレード1はこんにゃく…「硬さ測定」でED対策】
つまり、日ごろの鍛錬が大切なのだ。
“勃起のプロ” であるAV男優は、40代を超えるとどんな対策をしているのか。大塚玉堂さん(48)は筋トレ派である。
「筋肉質の男優は40代でもエッチが強い。『スクワットでタマ裏の筋肉を鍛えると血流がよくなり、萎えない』と、伝説の男優・チョコボール向井さんに聞いたので、週に1、2回実行しています」
一方、年間250現場をこなす中田一平さん(47)は、「ノートレ派です」と苦笑する。
「ただし、バランスのいい食事は心がけています。たんぱく質が豊富な豆乳は必須。炭水化物はエネルギー源。撮影日の朝食は、必ずおにぎりと決めています」
自分がED予備軍なのかを知るには、実際の医療現場で使われるSHIM(Sexual Health Inventory for Men)が役立つ。低スコアなら、医師の診断を仰ごう。
また、ねぎし泌尿器科・内科院長の高木医師は、こう指摘する。
「中高年の方で多いのは、生活習慣病が発症する予兆として、EDになるケースです。当院で、ふだんの血糖値は正常であるED患者の食後血糖値を調べてみたところ、65人のうち20人が異常値になっていました。
『血糖値スパイク』といって、食後に血糖値が急激に上がることで血管がダメージを受ける。その結果、EDになってしまうわけです」
EDを克服するには、EDをよく知ることが大切だ。以下で、前出のチェックテスト・SHIMを掲載する。
【勃起度を測るテスト「SHIM」】※それぞれ1カ所だけをチェック
《テスト》
(1)この6カ月に、勃起を維持する自信の程度はどれくらいありましたか?
・非常に高い:5
・高い:4
・普通:3
・低い:2
・非常に低い/まったくない:1
(2)この6カ月に、性的刺激による勃起の場合、何回挿入可能な硬さになりましたか?
・性的刺激一度もなし:0
・毎回またはほぼ毎回 :5
・おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数):4
・ときどき:3
・たまに(半分よりかなり下回る回数):2
・まったくなし、またはほとんどなし:1
(3)この6カ月に、性交中、挿入後何回勃起を維持することができましたか?
・性交の試み一度もなし:0
・毎回またはほぼ毎回:5
・おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数):4
・ときどき:3
・たまに(半分よりかなり下回る回数):2
・まったくなし、またはほとんどなし:1
(4)この6カ月に、性交中に、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか?
・性交の試み一度もなし:0
・困難でない:5
・やや困難:4
・困難:3
・かなり困難:2
・ほとんど困難:1
(5)この6カ月に、性交を試みたときに、何回満足に性交ができましたか?
・性交の試み一度もなし:0
・毎回またはほぼ毎回:5
・おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数):4
・ときどき:3
・たまに(半分よりかなり下回る回数):2
・まったくなし、またはほとんどなし:1
《結果》
・22点以上:勃起力は正常
・17~21点:軽症のED
・12~16点:軽症~中等症のED
・8~11点:中等症のED
・5~7点:重症のEDと考えられる
・4点以下:性交の機会がなかった、性交を試みなかったという判断になり、正常/異常の判断不可
(週刊FLASH 2019年7月16日号)