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55歳300人切りオヤジ、キャバクラで女の子を落とせるか(2)夜バナ 投稿日:2016.05.08 21:00

55歳300人切りオヤジ、キャバクラで女の子を落とせるか(2)

写真:AFLO

 

 1人目のえりこちゃんは素朴な子だったが、次の子はどうだろうとわくわくしていた。遠目にみえる女の子たちの控えボックスには3名の子が座っている。

 

 右端のきれい系の子が来ないかと期待して待っていた。しかし、男性が手のひらを上に向け肘から真上に立てた右腕を振り下ろしたのは、真ん中に座っていた30歳くらいの女性だった。 「あやこさん、3番テーブルへ」と、こちらにも聞こえる声で案内をかけた。

 

 ああ、やってくる。あきらかにタイプではない。店としては最初の子を指名しなかったので、まったくタイプの違う子を選んだんだと思った。しかたない、自業自得だ。

 

「あやこです。よろしくお願いします」と横に座った。

 

「私、この店で一番のおねえさんです」

「時にはおばさん早くやめたら、なんて言われるお客さんもいるけど、まだがんばっています」

「おばさんはきらいですか?」

 

 相手は先手を打ってきた。やるな。さすがベテラン。自虐会話からどんどん入ってくる。僕は「別に……女性は年齢ではないので」とウソをついた。彼女は「ホント、うれしい」とよろこんだ。

 

 そう、ベテランやブスは喜ばせておくことが大切だ。

 

 交代して控えボックスへ帰って、「あのお客さんホント嫌な人、触るし、いやみが多いし」なんて時間つぶしの話に花を咲かされたら、ゆくゆくのターゲットの女の子に敬遠される恐れがある。

 

 逆に、「あのお客さん楽しかったよ」ぐらい他の女の子たちに言ってくれたら、進行は早まること間違いなしだ。だからこそ、ベテランやブスは自慢のご愛嬌で楽しませておくのがいい。

 

 そもそも、キャバクラのおばさんとブスには、別の役割分担がある。情報収集だ。同伴のあるなしや同伴の追加料金、指名料などお店のシステムを聞くことだ。こういった会話はタイプの子とは時間がもったいないのでしない。おばさんとブスの役割だ。

 

 気をつけなければいけないのは、「前の席にいる女の子の名前何?」とか「ここにナンバーワンの子はいる?」など、他の女の子の話はタブーだ。おばさんやブスは自分は眼中にないんだとすねる。

 

 これがかわいい子だとまた違う。それどころかよい効果が生まれる。かわいい子は自分に自信があるので「ああいう子がタイプなの」と嫉妬系の会話が出てくる。

 

 嫉妬させるのは今後の展開にとてもいい。女の子はたとえタイプでない男であっても嫉妬をするからおもしろい。 「いいや、○○ちゃんの方がタイプだよ」とウソでも念押しをしておけばいい。

 

 2人目のあやこさんからは、同伴料3000円、指名料1時間2000円、通常のセット料金5000円と合わせると1万円で、最低2セットいることが必要だと教えてもらった。

 

 同伴料は最初だけなので、2時間いると1万7000円ということになる。

 

 あやこさんが情報提供という役割を果たしたところで、店員がやって来て、「あやこさん」と手のひらを上に向けて案内をした。次は1セットの中で最後の3人目だ。どういうタイプをぶつけてくるのか楽しみだ。(続く)

 


 

<著者プロフィール>

山本吾郎 1960年、名古屋市生まれ。大学を卒業後、SEとして活躍。業務先の化粧品会社で、女性に囲まれる楽しい毎日を送る。昼間は女性だらけでムラムラしたが、社内での女性トラブルはうわさが早く、その気持ちのはけ口をキャバクラに向けた。現在は、老後の生活費をためるため、多くの若者にキャバ嬢攻略法を伝授している。

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