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行きすぎた「巨乳信仰」の反動で生まれた「微乳女性は敏感」
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.24 20:00 最終更新日:2019.09.30 18:32
「微乳」が市民権を得て久しい。その人気を支える理由のひとつが、「敏感で快感を得やすい」という都市伝説だ。事実、ネット上では、“海外の大学による” という「巨乳は微乳より、約24%刺激を感じにくい」という研究報告も。
だがそれは、はたして事実なのだろうか。本誌は、歴史や文化的背景に基づく「文系知」から、検証を試みた。
「2009年、『微乳A』(ドリームチケット)というAV作品がヒットし、20作を超えるシリーズになりました。このシリーズでデビューした、希内あんながブレイクしたことで、微乳系の女優が多数デビュー。それが、昨今のブームの始まりでしょう」
そう語るのは、アダルトメディアの歴史に詳しい、ライターの安田理央氏。ブームから10年。微乳AVは、いまも多くのファンを獲得している。
「微乳もののAV作品のファンの多くは、ロリコンではなく、じつは “敏感な反応” を求めていたのだと、『微乳A』のプロデューサー藤木TDCは語っています。そのニーズに応じて、制作側もファンに忖度した作品づくりをしてきました。
ただ、制作者も認めていますが、“微乳は敏感だ” ということに根拠はありません。“巨乳は鈍感だ” というのも、誤ったイメージの裏返しでしかないのです」
性人類学者のキム・ミョンガン氏は、いまの微乳ブームはいきすぎた「巨乳信仰」の反動だという。
「1990年代以降、マスコミが巨乳を押し出しすぎたことに原因があると思います。巨乳女性の “性アピール” が露骨になりすぎ、それを拒絶する男性が増えてきたためではないかと」
微乳の感度についてはキム氏はどう考えるのか。
「性感に影響を及ぼすのは、胸の大小よりも、まずは、
(1)男性の技術
(2)女性の性感の発達
(3)SとMの相性
です。微乳だから、即『感度がいい』ということにはならないと思います」
微乳は敏感だというのは、AVの中だけの神話なのかもしれない−−。以下では、安田氏が厳選する、微乳女優ベスト5を紹介する。
【安田理央が選ぶ微乳AV女優ベスト5(順不同)】
●星咲セイラ
1993年生まれ T159・B72(AAA)W52H78 活動期間:2017年~
「見事なまでに真っ平ら。驚異のAAAカップ。あまりにスレンダーなので、好みは分かれるところ!?」
●絵色千佳
1990年生まれ T156・B79(A)W58H85 活動期間:2010~2012年
「文句なしの美少女系ルックスと、スーパーフラットな胸。エロさも満点」
●希内あんな
1988年生まれ T161・B80(AA)W56H83 活動期間:2009~2011年
「2009年に巻き起こった『微乳ブーム』の立役者。ハードなシーンをこなすこともあり、その薄幸そうなムードは最強!」
●希志あいの
1988年生まれ T157・B85(C65)W57H83 活動期間:2008~2015年
「微乳単体女優の代表格。公称はCカップだが、見た目の印象は、不思議と数値以上に小さかった(笑)」
●三ツ矢ゆかり
年齢・スリーサイズ非公開 活動期間:2018~2019年
「ほかに高平かすみ、高嶋栞などの名前で活動。出演は素人もの中心で、非公開情報も多いが、理想の微乳をもつ」
(週刊FLASH 2019年9月24日号)