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若い女性も縮小手術を…「微乳ブーム」感度との関係は?

夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.30 20:00 最終更新日:2019.09.30 20:00

若い女性も縮小手術を…「微乳ブーム」感度との関係は?

イメージ(写真・アフロ)

 

微乳」が市民権を得て久しい。その人気を支える理由のひとつが、「敏感で快感を得やすい」という都市伝説だ。事実、ネット上では、“海外の大学による” という「巨乳は微乳より、約24%刺激を感じにくい」という研究報告も。

 

 だがそれは、はたして事実なのだろうか。そこで本誌は、医学的な観点から検証を試みるべく、専門医を訪ねた。

 

 乳房の美容、健康、機能を専門とする「ナグモクリニック」の南雲吉則総院長は、30年以上前から「乳房縮小術」を手がける。豊胸(手)術はよく聞くが、「縮小術」とは?

 

「文字通り、乳房を小さくしたい女性におこなう手術です。多くは50代以上ですが、最近は手術痕が目立たなくなってきたので、若く未婚の女性に施術することも増えています。毎週のように手術をしていますよ」

 

 若い女性はなぜ、わざわざ乳房を小さくするのか。

 

「肩こりが深刻だったり、あせもができたり、まわりからジロジロ見られるのが恥ずかしかったり、さまざまです。性感度アップのため? はっきり言って聞いたことがありません(苦笑)。

 

 皮膚の知覚神経は、どなたにでもありますから。微乳の女性が敏感だというのは、メディアが作り上げたイメージでしょうね」

 

 多くの悩み相談を受ける、「いけした女性クリニック銀座」の池下育子院長は語る。

 

「当院にバストのことで来院される方の9割が、『胸が小さいこと』を相談されます。男性から見ると、バストが大きな女性は肉感的で、食いつきたくなるのでしょう(笑)。

 

 バストが小さい女性は、そういうことがないので、『行為のときも、ほかの部分で補おうと努力をしている』とおっしゃいます。その結果、性行為に一生懸命になり、『微乳女性は感度がいい』といわれるんじゃないでしょうか」

 

 微乳を武器にする、トップ微乳女優のあべみかこ氏でさえ、「胸が小さいことは気になる」と語る。

 

「高校生のとき、彼氏に『どっちかというと巨乳が好き』と言われ、ショックでした。でもその後、頑張って彼を微乳好きに育て上げました。いまでもそうする自身があります」

 

「微乳は快感を得やすい」という決定的な根拠は得られなかっが、もしあなたが感度良好な微乳女性と出会ったなら、彼女は陰で多大な努力をしているかもしれない。感謝を忘れてはなるまい。

 


なぐもよしのり
1955年生まれ アンチエイジングの成功者としても知られる。最新刊は『ボケない食事と習慣』(日本文芸社)

 

いけしたいくこ
1953年生まれ 国立小児病院麻酔科、東京都立築地産院医長を経て1992年にいけした女性クリニック銀座を開院

 

(週刊FLASH 2019年9月24日号)

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