夜バナ
私が「企画AV女優」になった理由、全部話します/佳奈の場合
企画AV女優の大橋佳奈さん(27・仮名)は千葉県出身。母、再婚相手の義父、弟の4人家族。幼少のころに母親の愛情を求め、自殺未遂の経験も。20歳のときからアル中になり、入退院を繰り返した。現在、家出状態のまま住所不定。
「いま、カケ(ホストの売りかけ)に追われて必死ですね。今月は15万円ぐらいですが、先月は50万円ぐらい使っちゃいました。
あと家に帰ってないんで、毎日ホテル住まいなんです。だから5500円のホテル代とその日の食費代。あとホストの初回荒らしをよくするんですが、それが2000円くらいで、1日に約1万円が必要。それを援交で稼いでたって感じです」
彼女は高校卒業後、大学に進学したが中退。さらに看護学校に通っていた時期もあったというが……。結局はもともと患っていた心の病と、20歳のころ酒浸りになったことで、すべてが台なしに。
「AVの仕事は先月、スカウトの人に声をかけられて始めたんです。20歳のころAVはちょこちょこやっていたので抵抗はなかったですね。
最近、『素人ハメ撮り』みたいなのを撮りました。ホテルの一室でカメラ兼男優の人と2人きりで。いまはとりあえず稼ぎたいし、安定した生活が欲しい。
それにいまの彼氏が19歳のホストなんですが、ちゃんと一緒に住みたいなと思って。援交だとその日暮らしだけど、AVだとギャラが確定してるから。ほかに選択肢はないか? もう金銭感覚がマヒしちゃってて、時給何百円という世界では働けないですね」