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【エロ事師たちの金言】末井昭「修羅場もなんとかなる」
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.01 20:00 最終更新日:2020.04.01 20:00
性と愛の分野で輝き、自由に生きる達人・末井昭氏(元編集者、エッセイスト)。閉塞感漂う現実を打開するための「勇気のことば」を聞きに行ったら……。
【どんな修羅場も、なんとかなる】
「『なんとかなる』は、ふざけた言葉ではなく、魔法の言葉なのだ。どんな修羅場でも、『なんとかなる』と思いつづけていれば、なんとなくいい方向に向かう。逆に『なんともならない』と思った時点で、悲惨なことになってしまうものだ。
エロ雑誌をやってたころ、モデル問題でヤクザに監禁されたときも、先物取引で1日で600万がパーになったときも、バブルのときに不動産を買いまくり、銀行に3億7000万円の借金ができたときも、なんとかなった。
ヤクザだって人の命までは取らないし、銀行だって『毎月5万円返しますから勘弁してください』と言えば、なんとなくそうなってしまう。世の中なんてそんなものだ」
すえいあきら
71歳 白夜書房の元名物編集者。「写真時代」「パチンコ必勝ガイド」など数々のヒット雑誌を創刊。最新刊は『自殺会議』(朝日出版社)
(週刊FLASH 2020年3月24日号)