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吉沢明歩が告白「私のAV16年史」秘蔵ノートに綴られた思い
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.12 20:00 最終更新日:2020.04.12 20:00
出演本数351本、写真集10冊、イベント回数1000回超、売上総本数1000万超、最高年収約5000万。レジェンド女優・吉沢明歩が惜しまれつつAVを引退したのは、2019年の3月だった。
あれから1年。これまで語ったことのないスカウト、親バレ、恋愛、引退の動機……すべてを記した著書『単体女優 AVに捧げた16年』(光文社)が発売される。先行して、その内容を一部公開する。今回は、AV女優の日々を記録していたノートについて。
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私はAVをやると決めてから、1年半ほど大学ノートに仕事の記録をつけていた。今回、本を書くにあたって読み返してみると、そのころの忘れかけていた悩みや逡巡する気持ちが甦ってきた。
冒頭にはこんな文章が記されていた。
《飯島愛にはなれないけど、たとえば5年後や10年後も、吉沢明歩として生きていけるような「自分」というものを確立できるような何かを、この一年で見つけていく――》
友達や親にバレたときの苦悩や孤独感も綴られていた。前日と翌日ではまったく逆のことを考えていたりして、自分で読んでもおもしろい。
最後の日付は新宿でスカウトされてから丸2年後だった。今の自分にできることは、余計なことを考えずにAVの仕事を頑張ることなんだ。そんな覚悟が生まれたときなのかもしれない。
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写真・中山雅文
スタイリスト・鳥山悦代(One 8 Tokyo)
ヘアメイク・高野雄一
構成・常盤準
※『単体女優 AVに捧げた16年』(光文社)が3月31日に発売
(週刊FLASH 2020年3月31日・4月7日号)