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【QUIZで鍛えるビジネス算数脳】ウイルスメールにご用心
連載FLASH編集部
記事投稿日:2016.08.21 13:00 最終更新日:2016.08.21 13:00
問題
A社のパソコンに、ある種のウイルスメールが送られてきた。送られてきたウイルスには以下のような特徴がある。
《ウイルスに感染した初日はなにも起こらない(潜伏期間)。
感染した翌日の晩から毎晩、同種のウイルスメールを1通自動送信し、翌々日に感染させる。
自動送信の対象になっているのは、まだウイルスメールを受け取っていない社内のPCのみ》
A社にはPCが100台ある。日曜日に最初の1台がウイルスに感染したとき、次の土曜日には、100台のうち何台が感染しているだろうか?
(↓解答はずっと下にあります)
解答 13台
ウイルスは感染してから丸1日はなにもしないので、翌晩からの攻撃を、翌々日のウイルスの増殖数にカウントしていきます。
日:1台目が感染する。丸1日は何もしない
月:暗くなると1台目のウイルスが攻撃を始め、2台目を襲う
火:ウイルスが2台に感染、そのうち1台が夜間に1台を襲う
水:ウイルスが3台に感染、そのうち2台が夜間に2台を襲う
木:ウイルスが5台に感染、そのうち3台が夜間に3台を襲う
金:ウイルスが8台に感染、そのうち5台が夜間に5台を襲う
したがって、土曜日にはウイルス感染したパソコンが13台に増殖している計算になります。ウイルスの増え方は1日目、2日目、3日目……の順に並べると、
1、1、2、3、5、8、13、21……
となり、前日と当日の合計が翌日の数字になる規則性を持っています。