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【QUIZで鍛えるビジネス算数脳】宝クジの基本の考え方

連載FLASH編集部
記事投稿日:2017.06.18 20:00 最終更新日:2017.06.18 20:00

【QUIZで鍛えるビジネス算数脳】宝クジの基本の考え方

『写真:松尾/アフロ』

 

問題

 

 年末ジャンボ宝くじが、1枚300円で1000万枚発売されました。1等の賞金は2億円、1等の前後賞は5000万円で、「連番(通し番号)で買えば3億円手に入れるのも夢ではない!」と宣伝されています。

 

 さらに、賞金1億円の2等が4本あり、以下、3等10万円、4等1万円、5等3000円、6等300円と続き、賞金総額は15億円です。

 

(1)この年末ジャンボ宝くじを全部買い占めた場合、投資に対して何%の金額が戻ってくると期待できるでしょう?

 

(2)下3桁が123で4等、下2桁が45で5等、下1桁が6で6等に当たるとすると、300円の宝くじを1枚買って4等、5等、6等のどれかに当たる確率は何%になるでしょう?

 

(↓解答はずっと下にあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


解答 (1)50% (2)11.1%

 

(1)全部買い占めるのに300×1000万=30億円必要で、賞金総額は15億円ですから、戻りは投資金額の半分しか期待できません!

 

(2)6等に当たる確率は、下1桁の数字が一致する確率で1/10、5等にあたる確率は、下2桁が一致する確率で1/10×1/10=1/100、4等に当たる確率は、下3桁が一致する確率で1/10×1/10×1/10=1/1000です。したがって、4等、5等、6等のどれかに当たる確率は、それらの合計なので、1/10+1/100+1/1000=111/1000と計算できます。

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