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【QUIZで鍛えるビジネス算数脳】カレンダー
連載FLASH編集部
記事投稿日:2017.09.10 06:00 最終更新日:2017.09.10 06:00
下図はある月のカレンダーである。数字パズル好きの家電量販店の社長は、日付の数字を上下左右および斜めのタスキがけに「四角く取りかこむ8個の数字」を足すと80になる日に目をつけ、この日は全商品を8%ポイント還元することに決定した。さて、その日は何日なのだろうか?
四角く取り囲むとは、たとえば下図のような感じである。
(↓解答はずっと下にあります)
解答 10日
昨日の日付と明日の日付の数字を足して2で割ると今日の数字になり、同じように「先週の今日」と「来週の今日」の数字を足して2で割ると今日の数字になります。
カレンダーを見るとわかるように、斜めの場合も同じです。したがって、カレンダーの日付の数字を「四角く取りかこむ8個の数字」の和は、囲まれる数の8倍になります。8倍にして80になる数字は10ですから、その日は10日以外にありません。
カレンダーの問題は「規則をみつけること」が重要。そのためには、ある1日を設定して、実際に計算してみれば、わりあい簡単に答えが出ます。
しかし…………このパズルのままで広告を打っても、たぶん売り上げにつながらないでしょうねぇ。消費者へのメッセージは、わかりやすさが基本ですから。