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村田諒太インタビュー「時は来た」。再戦への思い。

I'm Ready!FLASH編集部
記事投稿日:2017.10.02 18:08 最終更新日:2018.04.11 15:50

――ジャブ、アッパーには前回も対応できていたと思いますが、エンダムの右は、変な態勢からも打ってくるので、今回も当然警戒するパンチでは。

 

村田諒太インタビュー「時は来た」。再戦への思い。

 

そうですね。やっぱり怖いですね。あの右は確かに変な態勢というか、態勢崩しながらでも打ってくるので、そこをじゃあガーッと攻めていって、もらったら嫌だなというのはあるので、そこはやっぱ気をつけなければいけないですよね、最後まで。

 

ただ、強いパンチは右のオーバーハンドだけだと思っているので、アッパーも強くなかったし、ジャブも、あのジャブでガードが弾かれるようになったら僕も負けだと思っているので。

 

前回はそれはなかったので、やりやすいかと思います。ただこれは、本当結果論なんですよね。やりやすいと言っておいて、再戦が変な試合だったら「油断していた、あいつは」「自信過剰だ」ってなるし。勝ったら、「やっぱり自信持っていたから村田は強かった」ってなるし。

 

もうあとは結果論なんで、今やれることはやって、あんまり深く考えすぎないというか。

 

――一番のポイントとなる右のロングのストレートを前回は1、2のタイミングで見せておいて、1のタイミングで当てたのがカウンターになったと思うんですけれども、当然エンダムもトレーナーのペドロ・ディアスも対応を考えてくるはずで、強い右を当てるための秘策は。

 

僕は、けっこう単純に数を増やせばいいかなって思っているんです。要するにガードの上からでも打っていけば。前は数少なかったので。前回だって来ると思って打っているわけじゃなく、相手がカウンターを取ろうとしているから、たまたまあったカウンターだったんです。

 

ボクシングって結局そんなもんだなって思って。初めからカウンターを狙うと思わないで、たまたま打っているパンチがカウンターだったってことがほとんどなんですよね。だから、パンチの数を増やすことによってそのチャンスを広げるという。

 

たまたまでもいいからカウンターになっている。たまたまでもいいからダメージブローになっているというチャンスを広げることが大事かなと思います。

 

――実際前回もガードの上からのパンチで、エンダムは何回もバランスを崩していましたね。

 

そうですね。もちろん対策してくると思うんです。だからそこは蓋をあけてみないとわからないので、それに対する不安はあるんですよね。

 

まったく右が当たんないような。だけどどうなんだろう、あの足の使い方だったら追いつくと思うんですよ。自信もってやれば。

 

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