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村田諒太、初防衛戦の見どころ。vs.ブランダムラ戦

I'm Ready!FLASH編集部
記事投稿日:2018.04.09 17:20 最終更新日:2021.03.31 11:49

村田諒太、初防衛戦の見どころ。vs.ブランダムラ戦

写真:Press Association/アフロ

 

 ならば村田は“カメレオン”にどう対処するのか。本人がポイントに挙げたのは「距離」と「焦らないこと」だ。

「僕がプレッシャーをかけていく試合展開になると思うんですけど、そこで距離をつぶしてしまうのが良くないパターンだと思います。エンダムとの2戦目の1、2ラウンドはそうなってしまった。ジャブを突いて、距離を保ちながらプレッシャーをかけたい」

そして、「勝負を焦って、バランスを崩してバタバタするようでは駄目。ブランダムラは出入りの速さに特徴がある選手なので、それに付き合って、結果的にこちらが崩れてしまわないようにしたい」

 距離をキープするために大事なのが気持ちのコントロールだという。ボクシングでは「初防衛戦はタイトルを獲るよりも難しい」という格言がある。チャンピオンがいいところを見せよう、相手を圧倒しようと気がはやり、マイナスの影響を及ぼしてしまうのだ。

精神的に強い村田とて、この落とし穴に落ちないとは限らない。だからこそ気持ちをコントロールして、前に出すぎないようにしなければいけないのだ。村田はスパーリングでも、ミット打ちでも、前に出すぎないことを常に意識し、繰り返し身体に覚えさせたのである。

 

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