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【木村和久のぶらり艶旅】六本木編その2

連載 投稿日:2016.04.22 20:34FLASH編集部

  六本木の方言系キャバクラからの口直しは、美人を求めてメンズエステに挑戦だ。最近流行りだした新潮流の店で、建て前は風俗店ではない。

 

 けど美人セラピストが、密着で施術みたいなことが書いてあり、海綿体が130%ぐらい膨張しそうだ。

 

 これは行ってみないと男がすたる。

 

 訪ねたのは人気の某メンズエステで、出迎えてくれたのは、黒いミニスカに白いブラウスみたいな、いい女系の女性だった。たしかに風俗店よりレベルが高く、イケそうな気配がそこはかとなく漂う。

 

 軽く挨拶をすると「まずシャワーを浴びますから、服を脱いでください」と言う。

 

「全部?」と聞くや「全部です」と答える。これはひょっとして、洗ってくれるのか?

 

 導かれるままに、シャワールームに行ったら、「自分で洗ってください」だと。なんだよ〜。

 

 着替えはなんと、Tバックパンツを穿くことに。生まれて初めて穿くTバックは、ほんと面積が小さくてびっくり。女性はよく、これだけ小さな面積の布で局部を守れるよね。横からなんぼでも攻められるだろうに。

 

 Tバックを穿いて廊下を歩く自分の姿は、ただの変態オジサンだったけど。

 

 いよいよ部屋での施術だが、半分は普通のマッサージで、後半はパウダーを使った、ちょいエロマッサージとなる。一応プロのエステティシャンらしく、指を使って、太腿をそわそわさせてくる技術は、かなりのものだ。

 

 太腿内側から指を這わせて、もう少しでタマキンに届くところで、寸止め。その繰り返しが、寄せては返す波のようで、いつの間にか海綿体膨張率が高まっていた。

 

 たまにフライングで、タマキンに触れたりすると、思わず我慢汁が少量溢れ、してやられたりだ。

 

 映画『スター・ウォーズ』公開記念で命名するなら、さしずめ「タマキン・スカイウォーカー」って感じか。きっとフォースを使っているんだろうな。

 

 ヘビの生殺し状態で、愚息が暴れたがっている。これ以上のサービスはないのと問いかけるや、それはまた今度ねと引っ張る。うまいなあ。 「接して漏らさず」(入れても射精しないことが長生きの秘訣)という貝原益軒の養生訓の名言があるが、こちらは「接せず漏 らして」という按配だ。

 

 最後は抱きしめられて添い寝って、マザコンエステか? ママ、おっぱい吸いたいよ〜!

 

(週刊FLASH 2016年1月5日、12日号)

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