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リオ五輪で咲き誇れ! 大和撫子たちの勝負服【 自転車・オムニアム】
連載FLASH編集部
記事投稿日:2016.04.24 15:00 最終更新日:2016.04.24 15:00
一人で短距離から持久系まで6種目のレースをこなす「女子オムニアム」で、リオ五輪に出場する塚越さくら。彼女が競技を始めたのは、鹿屋体育大学(鹿児島)に入学後。
「同期が国内トップレベルの選手ばかりだったので、早く追い つきたいと、常に目標を高く持つことができたのがよかった」
取材日は、ちょうど大学院の修了式。式を終えた彼女は、振り袖に袴、ブーツ姿で登場。
「ふだんはスニーカーが中心なので、それに合うような服装になっちゃいます。それと脚が太いので、黒のジーンズを穿くことが多いです。黒を穿けば、ちょっとは細く見えるかと(笑)」
振り袖は、3つ下の妹が看護学校の卒業式で着た、お下がりならぬ〝お上がり〟。半衿に赤い花など、暖色系の柄を取り入れ華やかな雰囲気に。
「マイブームはネイル。リオでは、日本をイメージしたデザインの勝負ネイルをしたいです」
つかごしさくら 1991年4月13日生まれ 埼玉県出身 熊谷女子高では陸上七種競技に取り組み、鹿屋体育大入学時に自転車競技に転向。2016年、アジア大会でオムニアム3位。日本初の中長距離トラック女子プロチーム「CIEL BLEU KANOYA」所属
写真・繁昌良司 取材&文・西松 宏