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【旬女の家庭訪問】水樹さなえさん31歳
連載FLASH編集部
記事投稿日:2016.05.04 18:00 最終更新日:2016.05.04 18:00
20歳で絵本を出版、個展を開催した。会場で「とても透き通った目」をした男性と出会った。何度か食事を重ねて交際、2年後に結婚した。
愛しているのに、努力ではどうにもならないものがあった。
「セックスのとき、挿入に、痛みを感じたんです」
交際した男性は数人いたが、こんなことは初めてだった。
「私が泣いてしまったことがあって…。彼は抱きしめてくれ ながら『俺はしなくても大丈夫だから』って」
セックスレスの期間は8年間の結婚生活のうち3年に及んだ。
離婚は自分から切り出した。
「性欲はオナニーで処理できました。でも女として、好きな人を体の中に受け入れたかった」
彼は理解してくれた。父親が言った。
「あいつ以上にお前を愛してくれる男はもう現われないかもな」
離婚届受理の通知が届くと、「これでほかの人とセックスしていいんだ」。そう思った。
しばしの解放感の後、号泣したくなる悲しみがこみ上げてきた。
「割り切って不倫できる人は、本当に楽しいのかな…」
水樹さなえさん(仮名)31歳
身長・165cm、体重・55kg
江戸川区在住
職業・シンガー・ソングライター
出身・埼玉県
昨年の年収・約300万円(副業含む)
部屋の広さ・知人宅を間借り
家賃・5万円
居住歴・1年
部屋に上げた男性・5人
ベッドに上げた男性・2人
彼氏の有無・なし(バツイチ)
写真&文・野澤亘伸