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【木村和久のぶらり艶旅】秋葉原編その1
連載FLASH編集部
記事投稿日:2016.05.06 22:00 最終更新日:2016.05.06 22:00
「40歳を超え、歯も抜け、目も見えづらくなりました」と手紙に書いたのは、大河ドラマ『真田丸』の主人公・真田幸村でおます。秋葉原ではそんな真田状態のおっさんに、可愛いメイドやJK風女子が、声をかけてくるから驚きだ。
現実生活ではまずありえない。秋葉原でモテたと勘違いし、満員電車で、それらのJK風女子に声をかけたら、即刻、犯罪者扱いだ。
「キミこの前、秋葉原にいたよね」と言ったら最後、「この人変態です」って言われるから。アキバだけだよ、JK風としゃべれるの。
秋葉原には、メイドや制服系の店がゴマンとあるが、サービスは中途半端だ。メイド喫茶に行ったところで、オムライスの上にケチャップでハートを作って、「おいしくなあれ、萌え萌えキュン!」とか言われるし。
おまえ、客をナメてんのか〜。せめて○ンポにローション塗って「大きくなあれ、ムラムラズキュン」ぐらいしろって。
さてどうしたものか。結局悩んだ末に、メイドのリフレマッサージ店に行くことにした。ビラを配っている女子から、可愛いコを選んだが、そのコがやってくれることはなかった。
現われたのは、20代後半のコで、メイドというより、ほぼ家政婦に近かった。
部屋に通されると、そこは自分の部屋風なレイアウトで、パソコンやぬいぐるみなどが置いてあり、リラックスしながらマッサージを受けられる。
フェイスマッサージを頼み、ドキドキしたのは、彼女の膝の上に頭をのっけたとき。懸命に匂いを嗅いだが無臭って、当たり前や。すぐに顔にタオルをかけられて、見えない状態になる。
そこからマッサージが始まるが、実はすごく気持ちよかった。日頃パソコンを見ているから、目を中心に顔の筋肉が硬直していたのだ。
そのメイドさんが、ツボを心得ていて効くところを、 ピンポイントで攻めてくる。顔に海綿体があったら、勃起しまくりですよ。
日頃、エッチなマッサージに溺れてばかりいたが、こういうマッサージが本来の姿なんだろう。それって電マを肩にあててみたら、すげえ気持ちいい。こんな使い方もあるのかって、気づくのと一緒だ。
というわけでわずか3000円、抜きなしで結構。不思議と満 足したおばさん風のメイドマッサージであった。次回はアキバの隠れたエロ店舗を探訪するので、乞うご期待!