村田諒太…挑戦者最有力の一人として
ゴロフキンはいま、前WBCミドル級王者で、本来はS・ウェルター級を主戦場としているメキシコのサウル“カネロ”アルバレスとの対戦が期待されている。フロイド・メイウェザーが引退し、マニー・パッキャオも黄昏期に入ったいま、メイウェザーやパッキャオの後継者候補の筆頭がカネロだ。もし両者の一戦が今秋にも実現すれば、今年一番のビッグファイトになることは間違いない。
サンダースもゴロフキン、カネロとの対戦を熱望しており、ほかのファイターたちも絶大な尊敬とビッグマネーを得ようと、彼らの首を虎視眈々と狙う。もちろん、WBA 2位、WBC 4位、IBF 3位、WBO 2位(2017年2月20日現在)の村田諒太はその日を待つ挑戦者の中でも最有力のひとりである。いつの時代もミドル級は黄金に輝いているのだ。