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【村田諒太インタビュー】Vol.1「あこがれの選手と世界の強豪たち」

I'm Ready! 投稿日:2017.04.07 19:52FLASH編集部

【村田諒太インタビュー】Vol.1「あこがれの選手と世界の強豪たち」

 

■ゴロフキンはミドル級ナンバーワン。もしサンダースとやっていれば…


──現在のミドル級はなんといってもWBAスーパー、WBC、IBFの3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキンがいます。

 そうですね。実績、名声でいえばゴロフキンが抜けていると思います。でも、試合をやってくれるならやってもいいですね。試合でやることは一緒なんで。ガードを上げて前に出て強いパンチを打ち込む。それが通用するかしないかですから。

 

──ゴロフキン以外でやりたいと思った選手はいますか?

カネロ(前WBCミドル級王者、メキシコのスーパースターであるサウス・アルバレス)とやりたいですね。カネロが一番盛り上がりますから。いずれにしても、試合をやるんだったら評価の高い選手とやりたいです。自分にとって、勝つこと、負けることに意義があるかどうか。勝って当たり前、勝っても別にという試合はきついですね。



──対戦候補に浮上したWBO王者のビリー・ジョー・サンダースはいかがでしょう。

 サンダースがやってくれたらクラッシュする自信はありました。もちろんやってみなければわかりませんが、相性的には僕にとって一番楽なタイプなんです。結局のところ足を使って自分から逃げてくれますから。自分はプレッシャーをかけて、相手が嫌になるまで打ち込めばいいだけなので。相打ちになったら100%僕のほうが強いですから。だから相打ちになってもいいわけです。そう考えると怖くないんですよ、サンダースは。

 

──サンダースはサウスポーです。村田選手がプロでサウスポーとやっていないことが不安材料かなとは思いました。

 アマチュア時代にさんざんやっているので問題ないと思います。オリンピックのときも2試合はサウスポーでしたし、世界選手権でも3試合はサウスポーが相手でした。サウスポーが特別に得意というわけではないですけど、自分の場合はスタイル的にガードを固めて、くっついてバンバン打つ、という感じなので、右も左もあまり関係ないんです。ジャブを出しながら駆け引きするような選手だと、やりにくいということもあるかもしれません。

 

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