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東京郊外の生存競争が始まった!

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内容
◎緊急出版! どんな街が生き残るか?
◎東洋経済オンラインで累計350万PVを記録し、所沢市議会でも取り上げられた、首都圏人口争奪と「郊外格差」の実態。
◎働き方改革は住まい方改革であるべきだ!
内容紹介
郊外が、昼働き、夜楽しめる街に発展していくことを私は希望している。定年しても郊外で働く男性が増え、子育てしながら在宅勤務やサテライトオフィスで働く女性も増える。すると、仕事の後の夜の娯楽が必要になり、郊外はひとつの「都市」になっていくはずだ。また郊外は、大量生産された住宅地を指すことが多いから歴史がない地域だと誤解されたが、よく調べると、明治、大正、さらには近世、中世、古代の魅力的な歴史を持った街も少なくない。その歴史を生かせば、これからまた個性ある街ができるだろう。再開発で大きなビルだらけになって個性を失い、「ファスト風土化」した都心に対して、郊外のほうがむしろ個性があって楽しいぞ、という時代にならないとも限らないのである。
目次
「地方化」する東京郊外/日本中で減った若者が23区内に集中/新宿区の女性未婚率は42歳で37%! /埼玉の優秀な女性が東京に転出/都心でベビーブーム/さいたま市が表参道より人気/武蔵小杉は年収が高い男性が好む/恵比寿、目黒、三軒茶屋は年収の高い女性が好む/所沢は東京都勤務者に人気がない/年収が高いと23区内に住みたがるが、神奈川県居住者は別/年収が高い千葉県民はTX沿線や武蔵小杉に住みたがる/「新・四畳半暮らし」でも都心がよい人も/郊外世代は実はほとんどが郊外に住み続けている/郊外の中で競争が激化する/住みたい街は食べたい街/タワーマンションしか解決策はないのか?/郊外に仕事をつくり出せ! /郊外にも良質な賃貸住宅が必要/夜の楽しみがある郊外/これまでの都市計画はダメだったんじゃないか/無個性な都心と個性的な郊外の時代へ
著者紹介
三浦展(みうらあつし)
社会デザイン研究者。1958年新潟県生まれ。パルコの情報誌「アクロス」編集長、三菱総合研究所を経て、99年カルチャースタディーズ研究所設立。郊外、都市、家族、若者、消費、階層などを研究。

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