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新書『炭水化物が人類を滅ぼす』

炭水化物が人類を滅ぼす

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内容紹介
ベストセラー『炭水化物が人類を滅ぼす』の刊行から4年。この間、糖質制限を取り巻く社会の状況は大きく変化した。批判的な記事は数を減らし、代わってスーパーや外食チェーンには糖質オフ商品が続々登場。今や糖質制限市場ともいうべき巨大マーケットが形成されている。それは何より消費者の側が、健康への効果を体感しているからだろう。続編となる本書では、前作で未解決だったいくつかの問題を解決し、実践者からの大規模アンケートの結果を公開。さらに糖質セイゲニストの立場から、全生命史、全人類史を読み直すという新たな試みに挑む。「糖質まみれの近・現代人」による研究は初期人類(糖質ゼロ)の姿を見誤っている。19世紀的知識の呪縛、シアノバクテリアの呪いから我々の脳を解き放ち、糖質に操られ支配される生活から人生を取り戻すべく、縦横無尽に新説・仮説を展開しながら語る。
目次
はじめに
Ⅰ 糖質制限について
Ⅱ 糖質制限に関するアンケート
Ⅲ 前作での未解決問題に決着をつけよう
(1)インスリンについて
(2)和食は長寿食か
(3)「食べ物=カロリー」仮説
(4)ヒトは農耕開始以前から増えていた
Ⅳ ドーパミンから全生命史・全人類史を読み直してみる
Ⅴ 糖質セイゲニスト、先史時代のヒトに迫ってみる
Ⅵ 植物に操られるヒト
Ⅶ 穀物摂取によるヒトの体の変化
Ⅷ エピローグ
著者紹介
夏井睦(なついまこと)
1957年秋田県生まれ。「なつい キズとやけどのクリニック」(東京都江東区 http://www.natsui-clinic.jp/)院長。東北大学医学部卒業。東北大学医学部附属病院を経て、相澤病院、石岡第一病院、練馬光が丘病院で「傷の治療センター」長。2001年、消毒とガーゼによる治療撲滅をかかげ、インターネットサイト「新しい創傷治療」(www.wound-treatment.jp)を開設。湿潤治療の創始者として、また糖質セイゲニストとして、誤った常識を非常識に変えるべく発信を続けている。趣味はピアノ演奏。著書に『傷はぜったい消毒するな』『炭水化物が人類を滅ぼす』(以上、光文社新書)、『キズ・ヤケドは消毒してはいけない』(主婦の友社)、『これからの創傷治療』(医学書院)、『創傷治療の常識非常識』(三輪書店)など多数。

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