『医学部バブル』購入のご案内
- 某私立医科大の偏差値
40(1987年)→65(2017年10月現在)
いったい何があったのか?
「東大文系より私立大学医学部」の時代。しかも2浪、3浪は当たり前。今、医学部志望の受験生はどのような過酷な競争を強いられているのか? 苦手科目の偏差値を効率よく上げる方法はあるのか? 医学部進学予備校を主宰する著者が、熾烈な偏差値競争に苦闘する受験生の最前線を活写。また、豊富な指導経験をベースにした効果的な勉強法を提示する。 - 内容紹介
- 医学部進学希望者には、二つの世界がある。それは国立大学を中心とする超偏差値エリートたちの競争が展開する世界と、学費が高額の私立大学医学部への入学を熱望する者たちが集う世界である。本書では、昨今の医学部入試の加熱状況と、その激しい学力競争の実態を分析、紹介していくが、この二つの世界の違いを明確にしながら、筆を進めていくことにする。この二つの世界は似て非なるものであり、切り分けて状況を整理しなければ、無用な混乱を招いてしまうからだ。――昨今の受験生の気質、学習指導の最前線を知る著者が、今、医学部入試で何が起こっているのか解き明かす!
- 目次
- 【第1章】医学部熱の正体
【第2章】勉強ができるということはどういうことか
【第3章】学力と向き合う【終章】合格通知の向こう側 - 著者紹介
- 河本敏浩(かわもと としひろ)
- 名古屋市立向陽高校卒業後、同志社大学法学部政治学科を経て、同志社大学文学研究科新聞学専攻修士課程修了。大学在学中から現代文講師として活躍し、1994年から2012年まで東進ハイスクール講師(2000~01年、河合塾講師兼任)。現在、医学部予備校The Independent代表、学研「MyGAK」統括リーダー、映像講義「学研医学部ゼミ・スタンダード」統括リーダー、保護者対象講座担当。他に教員、講師、保護者、生徒を対象とする講演を毎年50回以上で行っている。主な著書に『名ばかり大学生』(光文社新書)、『誰がバカをつくるのか?』(ブックマン社)。医学部進学志望の受験生を持つ保護者対象のウェブマガジンを配信(医学部予備校The Independentのホームページを参照)。