『応援される会社』購入のご案内
- 「消費者」が「応援者」に! 新たな時代のマーケティング論
- ■内容紹介
- 近年、顧客による甚だしいブランド愛顧行動が話題を呼び、マーケティングの研究対象となってきた。好きな商品を大量に仕入れて仲間内で配る、お気に入りブランドの広告を制作して動画サイトにアップする、商品の新用途を考えて逆提案する、先行き不明な新事業にクラウドファンディングで寄付する、経営危機の企業にボランティアで知恵を貸す、終売してしまった商品を復刻させる、などである。これらはまさに、プレイヤーとしてのブランド応援団の様相を示している事例であろう。もはや商品・サービスを通じて便益を受ける立場に飽き足らず、「何かをしてあげたい対象」として企業やブランドを位置づけている。
- ■目次
- 【第1章】なぜ今、「応援」を考えるのか
【第2章】応援経済が進行している
【第3章】応援されるブランドの類型と特徴
【第4章】応援される会社「4つの必要条件」
【第5章】応援を味方につける方法 - ■著者紹介
- 新井範子(あらいのりこ)
- 上智大学経済学部経営学科教授。インターネットやアプリを使ったデジタルなマーケティング、デジタル空間での消費者行動やブランディッド・エンターテイメントを中心に研究をしている。著書に『みんな力』(東洋経済新報社)、『変革のアイスクリーム 「V字回復」を生んだ13社のブランドストーリーに学ぶ』(ダイヤモンド社)などがある。
- 山川悟(やまかわさとる)
- 東京富士大学経営学部教授。広告会社のマーケティング部門において、広告計画、販売促進計画、ブランド開発、商品開発などに携わった。専門はマーケティング論、創造性開発(プランニング、事業モデル開発)、コンテンツビジネス論。著書に『事例でわかる物語マーケティング』(日本能率協会マネジメントセンター)、『不況になると口紅が売れる』(マイコミ新書)などがある。