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『消えゆく沖縄』 仲村清司(なかむらきよし)/著
沖縄に移り住んでもう二十年になる。那覇に居を構える前は東京で十六年、京都で四年、生まれ育った大阪では十八年間暮らしている。いつの間にか生まれた子が成人するほどの歳月が流れているというのに、いまだ住み慣れず、酒の力でも借りないと物言えぬところがあるのは、僕と沖縄の間にくろぐろとした何ものかが横たわっている何よりの証左といっていい。その「何ものか」を明らかにしていくのがこの本の主題である。
内容紹介
「大阪生まれの沖縄人二世」である著者は、1996年、沖縄の那覇に移住する。同年は「沖縄ブーム」の走りの頃にあたり、その後、NHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』の影響もあって、2000~05年頃をピークに、沖縄は「有史以来」といわれる空前のブームを巻き起こした。一方、その裏側では、95年に起きた米兵による少女暴行事件をきっかけに、日米地位協定の見直しを含めて反基地運動が高まりをみせる。そして96年、普天間基地の返還が発表され、辺野古移設へと基地問題が動いていく。この20年の間に、沖縄で何が起きたのか。「沖縄ブーム」「沖縄問題」と軌を一にし、変質していく文化や風土などに触れ続けてきた著者が、「遺言」として「中期決算的な自分の心情と素顔の沖縄」を綴る。
目次
■プロローグ…1996年の沖縄、2016年の沖縄
■第1章 戸惑い…観光立県・沖縄の現在
■第2章 失われゆく風景…故郷、那覇、農連市場
■第3章 溝…移住者の揺らぎ
■第4章 葛藤…まとまる沖縄とまとまらない沖縄
■第5章 民意…沖縄の真価が問われる時代
■第6章 信仰…消える聖域と畏れ
■エピローグ…私たちは「矛盾」とどう向き合うのか
著者紹介
仲村清司(なかむらきよし)
1958年、大阪市生まれの沖縄人二世。作家・沖縄大学客員教授。大阪に18年、京都に4年、東京に16年暮らした後、96年に那覇市に移住。著書に『本音の沖縄問題』(講談社現代新書)、『本音で語る沖縄史』(新潮社)、『沖縄学』『ほんとうは怖い沖縄』(以上、新潮文庫)、共著に『新書 沖縄読本』(講談社現代新書)、『これが沖縄の生きる道』『沖縄 オトナの社会見学R18』(以上、亜紀書房)などがある。

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