女子アナ日下千帆の「美女は友達」ベビー＆ママヨガ講師

日下アナ（左）と築山さん

　お家で過ごす時間を充実させるために、皆さんはどのような工夫をされていますか？　私の周囲では、ダンスに音楽、英会話とオンラインレッスンブームですが、今回ご紹介する美女も、精力的にオンラインレッスンを開催している築山萌さんです。

幼児教育を学ぶ

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　もともと子供好きだった築山さんは、玉川大学文学部教育学科在学中に、幼稚園教諭第一種免許を取得しました。学生時代の築山さんは、行き過ぎた完璧主義者で、自分を認めることができず、拒食症に陥ってしまったそうです。

「当時は、生理も止まってしまい、医師から、『あなたは少しずつ自殺をしているのと同じだよ』と言われました。心療内科に2年通院しましたが、ヨガに出会って初めて自分を認めることができるようになり、心が楽になりました」

　卒業後は、スターバックス コーヒーに入社。築山さんの提案した企画が採用され、店舗でジャズライブが開催されるなど、やり甲斐のある職場でしたが、不規則な勤務形態に体力が追いつかず、体調を崩して3年で退社。

スタバ時代

　休養後は、化粧品メーカーの美容部員として働きながら、1年かけてヨガインストラクターの資格を取得しました。お化粧だけでなく、内側から綺麗になることが望ましいと考え、ヨガのお仕事1本に絞ります。フリーインストラクターとして、あちこちのスタジオで教えるようになりました。

　ご自身の出産後は、ママ友づくりのために地域のサークルを立ち上げ、赤ちゃんとお母さんが一緒に参加できるベビー＆ママヨガを始めたのです。

「家族のために24時間フル稼働しているママたちに、自分と向き合う時間を持っていただきたい。さらにお子さんと触れ合うことを通じて、愛を深めていただきたいという思いから、ベビー＆ママヨガのレッスンを始めました」

　築山さんの思いに共感し、生徒さんの数がどんどん増加したため、6年前に一般社団法人日本ハッピーライフ協会を立ち上げ、しっかりと女性をサポートできる体制を築きました。現在は、北海道から沖縄まで全国で500人のインストラクターが協会を支えています。

ベビー＆ママヨガをスタート（2014年）

 

　順調にキャリアを築き上げていらした様子ですが、これまでに最も苦労されたのはどのような点でしょうか？

 

「マーケティングには苦労しました。何社も企業を回り、イベントを開催したいとお願いしましたが、なかなか相手にしてもらえません。唯一、開催させていただけたのがトイザらス様だけでしたが、
お陰様で、全国の店舗でベビー＆ママヨガの体験会を実現できました」

 

　起業された方は、皆さん、マーケティングに苦労されたとおっしゃいます。のちに苦境から脱した方の共通点として、自ら足を運んで営業に行き、何がいけなかったのか学んでいったというお話をよく伺います。

 

　最近は、オンラインレッスンでさまざまなイベントを企画されているそうですが、次回は何でしょう？

 

「6月3日から9日にオンラインチャリティヨガを開催します。トイザらス様に共感いただき、コラボ開催の運びとなりました。ここでの収益は、頑張ってくださっている医療従事者の方々へ寄付させていただきます。

 

　ヨガマットがなくても、大丈夫です。動きやすい服装に、お水とバスタオルをご用意いただければ、どなたでも参加可能です」

 

　興味はあるけど、ヨガスタジオに行く勇気がなかったという方は、この機会にトライしてみてはいかがでしょう？

 

●日下千帆（くさかちほ）
　1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も