2020年2月の仙台での写真集のお渡しイベントでは、ファン3000人に対して6時間以上かけて対応したみな実。
飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことだが、今後、田中みな実はどこへ向かうのか。「最近、彼女からこんな相談を受けたんですよ」と明かすのは、某番組のプロデューサーだ。
「『もっと、“田中みな実” を前面に出そうかなって思ってるんですよ』って。彼女が言うには、新型コロナの影響で、『仕事って簡単になくなるんだ』と実感したそうです。だからこそ、女性に対して、自分から情報を発信していくことが大切なんじゃないか、と気づいたと。
『家にずっといると、メイクとかファッションとかどうでもよくなったり、そんな自分がイヤになっちゃったりするでしょ。リモートワーク向けのメイクやファッションのアドバイスとか、そんなことをやりたいんですよね』って話してました」
以前から、高級エステにプライベートジムと、美の追求には妥協をしない彼女らしいエピソードではある。
「冗談っぽくですけど、こんなことも言ってました。『私、女のコたちの教祖になりたいの』と」(同前)
教祖とは恐れ入るが、先ほどのアンケート結果を見れば、それもただの冗談とは思えなくなってくる。
また、別のプロデューサーにはこんなことも。
「『ふだんの生活とか、私が興味あることを伝えるだけで仕事になるなら、それもいいかも』って言ってましたよ。確かに、彼女がネット配信を始めれば、かなりのユーザーが見込めますね。
コロナの影響でテレビ、とくに地上波が瓦解したので、“呼ばれる” ことをアテにせず、番組プロデューサーも兼ねて、自分自身で発信したいのでしょう」
まさか、ユーチューバーになるつもりなのか? 実際、彼女が「愛用してます」と紹介した化粧品が、その直後にバカ売れしたことがある。ユーチューバーになれば、スポンサーに名乗りを上げる企業は、いくらでもありそうだ。
「かなり本気だと思いますよ。いまのバラエティ番組なんかで、タレントが自宅からリモート出演しているのを見ると、『背景がみすぼらしいのが、すごく気になってしょうがない』と言っていました。『私がやるなら、スタジオっぽい感じでやりたいから、マンション買おうかと思ってるの』なんて、笑ってましたからね」(同前)
「みな実の野望」は、どこまで膨らむのか。
※本文内の調査は2020年4月末実施。インターネットアンケートで、各年代のテレビ視聴者それぞれ300人に好きな女性アナウンサー(局アナ&フリーアナ)を聞いたもの
(週刊FLASH 2020年6月16日号)