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【独占告白】豆柴の大群、未成年飲酒報道と新曲『FLASH』の舞台裏

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.14 20:00 最終更新日:2022.09.08 16:35

【独占告白】豆柴の大群、未成年飲酒報道と新曲『FLASH』の舞台裏

「豆柴の大群」のメンバー5人


報道2日後のライブで「人間って優しいな」豆柴  “りスタート” 物語

 

 報道を受けたあとも、ナオに立ち止まっている時間はなかった。

 

「渡辺さんから、最初は『グループ全体の意識が足りていないんじゃないか? このままで大丈夫なのか?』というお叱りの言葉を頂きました。それから、こう言われたんです。

 

『クビとか謹慎にはしない。これからの活動で、マイナスイメージを晴らしていけばいいじゃないか』

 

 申し訳ない気持ちでいっぱいでしたし、自分のなかで『辞めて終わらせたくない。何も伝えられないまま、いなくなりたくない』という思いがありました。

 

 ファンの方々にも、渡辺さんはじめスタッフの皆さんにも、これからの活動で頑張りを見せていけたらいいなと思ったんです」(ナオ)

 

 力強い決意とは裏腹に、報道直後のナオは「私達の言葉が、何も耳に入っていなかった」と証言するのは、豆柴のメンバーたちだ。

 

「私は、ナオと寮で一緒に暮らしているんですけど、ナオは本当に “死んだような表情” をしていて。こういう報道をされることなんて初めてですし、何をすれば正解なのかも、わからなくて……。

 

 グループ自体のことも心配でしたけど、とにかくナオの精神面が心配で、『大丈夫だよ、大丈夫だよ』と声をかけることしかできませんでした」(アイカ・ザ・スパイ[20、以下・アイカ])

 

 ナオ以外の4人も、ナオが事実確認をされたのと同じ夜、マネージャーからLINEメールで報道の事実を知らされていた。

 

「未成年飲酒自体は悪いこと。それが世間の人にどう思われるのか、今後どういう影響があるかを考えて、ただただ、すごく怖かったですね。芸能活動をしていないときの過ちが、ここまで大きく扱われてしまうことも」(カエデフェニックス[21、以下・カエデ])

 

「私も、怖いな、というのが第一にあったんですけど、率直に『豆柴の大群、終わったな』って思いました。経験がなくて、報道されたらどうなってしまうか、わからなかった」(ミユキエンジェル[19、以下・ミユキ])

 

「私はまず、私たちが報道される対象だったことに驚きました。それから、決して他人ごとじゃないな、と。『私たちは今後ずっと、気をつけていかなければいけないんだ』と痛感しました。

 

 報道されると知った翌日には練習があって、ナオにはすぐに会いました。ナオは『終わった……』みたいな顔をしていましたが、私はいつもどおり接しようと決めていて。でも、どう話しかけてもナオは、『ああ……うん……』っていう感じでした」(ハナエモンスター[19、以下・ハナエ])

 

ハナエモンスター

 

 ところが、本誌報道があった2日後の2月20日にはZepp Tokyoで、2月24日にはZepp Sapporoで、WACKに所属する全グループ合同のライブが控えていた。

 

「WACKのツアーでしたから、先輩方のファンのほうが圧倒的に多かったんです。豆柴のファンでライブに来てくださる人たちなら、ナオに対して批判はしないかな、と思える部分もありましたが、『自分たちのファンじゃない人たちは、どうなんだろう』って。罵声を浴びる可能性も、なきにしもあらずだと思っていましたし。

 

 でもライブでも物販や特典会でも、お客さんからナオを責める言葉はありませんでした。それが一番、大きかったですね。『大丈夫だよ』とか、心配の声をかけてくださる方もいました」(ハナエ)
 

「私たちはテレビの企画からスタートしたので、最初から応援の声が多くてありがたいぶん、批判されることもたくさんあって。だからお客さんの反応を見て、『人間って、じつは優しいんだな』って思いました。

 

 ライブでは、その2日ともナオがMCをやって。そこで気持ちを切り替えたというか、『これからだ!』という意識の変化が見られたような気がしました」(ミユキ)

 

 ファンからの温かい反応に、気持ちを新たにする兆しを見せたナオ。もう一方で、渡辺氏の “フォロー” も、彼女を救っていた。

 

「最初、報道されると知ったあとすぐ渡辺さんに会ったときに、報道のことでイジられました。『私のために “愛のあるイジり” をしてくれている』って、わかってはいたんですけど、そのときは泣いてしまうぐらい、何も返せませんでした……。

 

 でも、それから毎回会うたびに、同じように声掛けをしてくださって。3月24日から、WACKのオーディション合宿に私も(ゲスト)参加したんですけど、そのときも会うたびに意図的に、報道の話を振ってくれました。

 

 回数を重ねるごとに、だんだん『なんでそんなこと言うんですか』というふうに返せるようになって。まだ “訓練中” といいますか、これからもっと強くなれるんじゃないかと思っています」(ナオ)

 

 渡辺氏の思惑は……?

 

「はい、意識的にイジるようにしていました。少なくとも、“身内” のあいだでは笑い話にできるように、と。たとえばオーディション合宿では、たまたま僕がビールを持っていましたので、風呂上がりの “成人している” ナオと、乾杯をする動画を撮ってツイッターに上げました。

 

 もちろん外の方に対しては、誠意をもって謝罪をしなければいけない場面は、これからもあると思っています。ですが、真剣にブルブル震えながら謝罪を受けても、アーティストとして彼女を見てくださる方々がキツいと思うんです。

 

 ですからナオには、『ほんっと、すみませんでした!』というお詫びの仕方ができるようになったらいいな、と期待している部分もありますね」(渡辺氏)

 

 それを見ていたメンバーたちも、「渡辺さんにイジられるたびに、だんだんと変わっていった」「ファンでも同じように、愛のあるイジりをしてくれる人がいて救われていた」と、ナオの変化を感じていた。

 

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