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庄野真代「『飛んでイスタンブール』は親友であり戦友」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2016.08.07 08:00 最終更新日:2016.08.26 15:55

庄野真代「『飛んでイスタンブール』は親友であり戦友」

 

 1976年、自作曲『ジョーの肖像』でデビュー。5作めはヒットメーカーの筒美京平氏に楽曲提供を依頼した。

 

「レコード会社の人がそろそろヒットを出したいと思ったんでしょう。京平先生のデモテープには『飛んでイスタンブール』を含めて3曲入ってました。

 

 リズムとコードの演奏にメロディがピアノで入っていて、サビの部分は『飛んでイスタンブール』って歌詞が入ると説明を受けたのですが、初めて聴いたときは、ほかの2曲のほうがキャッチーでいいかなと思ったんです。

 

 でも翌朝、目覚めたときに『飛んで~』のメロディが浮かんで、やっぱりこれがいちばんいい! って(笑)。

 

 結果、満場一致で決まったシングルでしたが、レコード会社はまさか大ヒットするとは思ってなかったんですね。

 

 じつはジャケット写真が3種類あります。最初に出たのは、雑誌の取材で撮影された写真の流用。ヒットしはじめて2週間後にようやくジャケット撮影。大ヒット後、寝ている写真になりました。

 

 1970年代後半、海外旅行がブームになりつつあり、音楽界でも海外の地名がつくヒットソングが生まれていました。時代の波かもしれません」

 

 庄野さんにとって『飛んでイスタンブール』とは?

 

「いつも絶対そばにいる。親友であり戦友のような存在。この曲がなければ、今の私はいません」

 

<庄野真代 『飛んでイスタンブール』>

 

1978年4月1日発売 作詞:ちあき哲也 作曲:筒美京平

●売上枚数:46.3万枚(1978年)

●ザ・ベストテン初登場:1978年8月3日9位

●最高位:7位

●連続ランクイン記録:5週

 

<カラオケ・ワンポイント・アドバイス>

 

「とても難しい歌ですね」ってけっこう言われます(笑)。サビの「飛んでイスタンブール」の「ブール」をいかに気持ちよく歌えるか、が大切。おもいっきり自分に酔って「ブールー」って歌ってみてください。

 

<庄野真代>

 

 1954年大阪府生まれ。61歳。1976年『ジョーの肖像』でデビュー。『モンテカルロで乾杯』『マスカレード』『Hey Lady 優しくなれるかい』などヒット曲多数。9月28日、ベストアルバム『ライトメロウ』発売予定。デビュー40周年記念LIVEツアー開催中。詳細は、公式HP http://shonomayo.com/

 

(週刊FLASH 2016年8月2日号)

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