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女子アナ日下千帆の「美女は友達」元アイドルがケニアでビジネスを

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.08.20 16:00 最終更新日:2020.08.20 21:45

女子アナ日下千帆の「美女は友達」元アイドルがケニアでビジネスを

日下アナ(右)と桜華さん

 

 今回ご紹介する美女は、アイドル、OL、実業家と数多くの職業を経験してきた桜華純子さんです。

 

 写真の丹田を鍛えるポーズは少々ユニークに見えますが、お会いしたときの「こんにちは!」という第一声からは、透き通るような清らかさと、包み込まれるような柔らかいエネルギーを感じました。

 

 

 秋田出身の桜華さんは、小学生の頃から、「さまざまな人生を経験したい。そのために役者になろう」と考えていました。

 

 そんな彼女に大きなチャンスがめぐってきたのは、中学1年生のとき。CBSソニー(当時)、フジテレビ、集英社の3社が主催するオーディションに応募し、1万数千人の応募者のなかから見事グランプリを射止めたのです。

 

 中学2年生の5月に親元を離れて上京し、当時、東京・文京区にあったCBSソニーの寮で生活しながら、同じようにデビューを待つアイドルの卵たちと歌やダンスのレッスンに励んでいました。そして、1983年、本名の河田純子として待望のデビューを果たします。

 

「実は、コンテストの審査員のなかに志村けんさんがいらしたので、デビュー後、すぐに『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)でレギュラーのお仕事をいただき、後ろで『ウンジャラゲ』を踊っていました」

 

アイドル時代

 

 CM出演やアニメの主題歌を歌うなど、8年間アイドルとして活躍しましたが、もともと人と競うより、みんなで楽しくやりたいという考えの持ち主で、自分は芸能界に向いてないのではないかと思うようになりました。

 

 惜しまれながら、20歳でアイドルを引退。その後は、ワープロ打ちのバイトから事務のお仕事を始め、中間管理職になるまで約10年間、OL生活を続けました。

 

 そして2005年、再びCMソングのオファーが来ます。

 

「岡江久美子さんが出演していた『ジキニン』のCMで、作詞も担当しました。名前を変えて出したのですが、デビュー前からのファンの方が見つけてくださり、それをきっかけに最後のソロライブを開催する運びとなりました。

 

 20歳でアイドルを引退したときは、事務所の事情で引退宣言できずにいたため、このライブで、10年経って初めてファンの皆さんに引退を告げることができたのです」

 

 30歳になったら本当にやりたいことをやると決めていた桜華さんは、カウンセラーを目指して勉強を始めます。そして、2009年に念願のサロンをオープンさせました。

 

「1人が幸せになれば、その友達の友達の友達まで幸せが伝播すると言われています。女性にとって必要な、心と体の健康と美容をサポートしていきたいです」

 

 これまで74万個以上売り上げているオリジナル商品の開発など、美容のお仕事も順調に進み、現在はアフリカのケニアで新たなビジネスを始めているそうです。

 

ケニアにて

 

「ナイロビには世界最大のスラムがあります。貧困に苦しむ現地の人たちに新たな仕事を作れたらと考え、2015年から年に2回ほどケニアを訪れるようになりました」

 

 具体的には、ポリフェノールを豊富に含む月桃という植物の葉を使ったお茶の販売や、サプリメントなどの商品開発をしているそうです。

 

「ケニアのよさは、分かち合いの精神が根付いているところです。貧しい人ほど、心が豊かで何でも分かち合える。恵まれた私たちは、無いものに目が行きがちですが、物が無ければ、お母さんの笑顔や子供たちのピュアな目の輝きなど、物資以外の幸せに気がつくのです」

 

 子供の頃に望んだとおり、さまざまな人生を体験されている桜華さん。来月には『幸せになりたかったら、腸を整えなさい』という著書も出版されるそうです。

 

 今後も、さまざまな仕事を通して、さらに多くの体験をされていかれるのでしょう。一度の人生を何倍にも楽しめる素敵な戦略ですね。

 

日下千帆(くさかちほ)
 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

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