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女子アナ日下千帆の「美女は友達」環境活動家の女子大生

芸能・女子アナ 投稿日:2020.09.24 16:00FLASH編集部

女子アナ日下千帆の「美女は友達」環境活動家の女子大生

日下アナ(左)と露木さん

 

 カーシェアリングやレジ袋有料化など、私達の生活も環境に配慮したスタイルへとどんどん変化しておりますが、今回ご紹介する美女は、若くして環境問題に取り組んでいる露木志奈さんです。

 

 現在、慶応大学2年生の露木さんは、日本人女性初のグリーンスクール卒業生であり、環境にやさしい化粧品を、自らプロデュースして販売する起業家でもあります。

 

 

 グリーンスクールとは、バリ島のジャングルの中に建てられた世界最先端のエコスクールで、世界中から集まった幼稚園生から高校生までの子供たちが学んでいます。美しい校舎は竹で作られ、電力、飲み水、食べ物を自給しているそうです。

 

 英語を習得するために留学したいと考えていた露木さんでしたが、お母様から、英語以外にも何か学べるところへ行くようにアドバイスを受け、高校1年生のときに、日本の学校からグリーンスクールへ編入しました。

 

 すべての授業は英語でおこなわれるため、入学当初は苦労しましたが、ルームメイトの助けもあり、徐々に英語オンリーの環境にも慣れていきました。

 

「グリーンスクールには、日本の学校にないユニークな授業がありました。印象的だったのは、エッセンシャルオイルづくりやチョコレートづくりのクラスでした。

 

 ただ作って終わりではなく、その後、どのようにビジネス化していくのかまでを授業で学んでいきます。

 

 もちろん数学や、科学など一般的な授業もありますよ。日本の高校よりは少しやさしいレベルでした。グリーンスクールで学ぶと、環境に関する意識が高まり、世の中に人たちに、もっと環境に対して知ってほしいという欲求が出てきます」

 

ボルネオ島での植林

 

 あるとき、日本で購入したナチュラル化粧品を使った妹さんの肌が荒れてしまったそうです。そのことをきっかけに、露木さんは天然素材のみを使用した肌に優しい口紅をつくることにしました。

 

 グリーンスクールでは、学内外の人たちが、地域でできた農産物や工芸品を売るファーマーズマーケットを隔週で開催していたので、まずはそちらで口紅の販売を始めました。

 

 このときは完成した商品の販売でしたが、多くの方々に環境についての意識をもっと高めてほしいと考え、現在は、原料キットを販売し、作り方を丁寧に伝えていくワークショップを開催しています。

 

「セールスはあまり得意ではありませんが、幸いワークショップは、たくさんの方にご参加いただいてます。今は、インスタなどSNSを中心に活動していますが、この先、具体的にどのような活動をしていくかは、検討中です」

 

 まったく異なる分野の方々とのコラボも考えているそうです。若い世代から大きなムーブメントが起きるといいですね。

 

 そして、目指すゴールも崇高でいらっしゃいます。

 

「消費者の選択は、政治やビジネスに影響を与えるパワーを持つと考えています。生きていくこと自体が人間のエゴであり、自然や環境のために解決すべき問題を生み出しています。

 

 それでも昔に比べると、環境に配慮するよう人々の意識が変わってきたように思います。失敗に学び、ライフスタイルを見直すことで、未来を明るく変えていけると信じています」
 

 夕日や星空、海や植物など、美しい景色を次世代に残してあげたいという露木さんは、まだ19才。この先、末永くこの星を守る活動を続けていかれることでしょう。

 

日下千帆(くさかちほ)
 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

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